小学生俳句王選手権

五・七・五の十七音に、キミの思いをのせてみよう!

朝日小学生新聞「楽しい俳句」コーナーとコラボ。
2017年10月8日(日)~ 11月21日(火)の期間に、全国の小学生のみなさんから作品をご応募いただきました。

作品テーマ・応募ルール

作品のテーマ(題材や季節など)は自由です。ただし、自分で考えた未発表の作品に限ります。
また応募はお一人につき一作品までとさせていただきます。
発表済みの作品や、他人の作品での応募、複数作品での応募は全て無効となります。

審査員

塩見恵介(朝日小学生新聞「楽しく俳句」選者)
市進教育グループ

入選作品の発表

次の作品が入選作です。2018年1月1日の朝日小学生新聞にも掲載しています。

※選者からの『ひとこと』は、紙面に掲載のものと一部異なります。 また、紙面上に掲載できなかった佳作についての『ひとこと』も当ページで見ることができます。

賞品の発送

「最優秀賞」「市進賞」「朝日小学生新聞賞」「審査員賞」「優秀賞」の受賞者には、
賞状と副賞(図書カード)をお送りします(1月中旬発送予定)。



ひとこと:去年、上野動物園で生まれたパンダの赤ちゃん。なにもかもが初めての経験となるシャンシャンの気持ちによりそった、優しい目線の俳句だ。



ひとこと:鬼にタッチされてどんどん鬼役が増える、増やし鬼。「鬼鬼鬼」がどんどん増える鬼をリズミカルに表現。鬼が風になって生き生き走るようだ。



ひとこと:ハイハイをしていた幼い妹が、家族に見守られる中、つかまり立ちで初めて立った!そんな初夏の日を、さらに劇的に盛り上げる花がバラだ。



ひとこと:尾花とはススキのこと。やわらかな穂を風になびかせる繊細なススキが、どでかい夕陽を背負ってシルエットになると、骨太な感じも出て意外!



ひとこと:暖かくなって桜が咲く。そんな常識をこえた発想で作られる俳句は楽しい。桜が咲いて周りの空気を暖める。そんな世界があったらいいなと思わされる。


ひとこと:文化の日に何をするか。難しい季語であっさり日常を語っていて見事。一方の脚の芯を変えることから、両脚のバランス感覚を見せていてかっこいい!

ひとこと:イチョウの葉は独特の形で「チョキ」に見える。周りの落葉広葉樹の葉はどれも「パー」の形。いわれてみれば、丸まった「グー」の葉っぱはないなあ。

ひとこと:暑さに負けないヒマワリの力強さをよんだ句は多いけれど、この句のヒマワリは、夏空を見上げる構図で力強い。「雲はどうだい」という問いもゆかい。

ひとこと:ひときは大きなせみ時雨を「声を売る」としたところがいい。風のない夏の午後、照り付ける日差し。アイスやラムネがありそうな駄菓子屋がすてき。




ひとこと:短い休憩時間。外遊びには時間がないので、せめて外を見て心を慰める。そんななかで、ふと気づいた窓外の景色。「黄落」は黄葉の落ちる様。黄葉の自在な散り方に心を通わせ、ひとときの自由を感じるくつろぎ。

ひとこと:「植木算」は算数の問題の一種だね。受験勉強か何かの算数の文章題を解きながら、そこにあるイラストに目をやると、季節も秋、絵の中の木も紅葉している。問題を作った先生のいきなはからいに思わず心が和む一瞬。

ひとこと:秋雨は長雨。降り続く雨を少し恨みつつ、次晴れた日はどんな服でおでかけしようか、楽しみを思いながらの服選びの時間。一雨ごとに寒くなるし、どの服がいいか、悩みも尽きない。おませな気分がほほえましい句。

ひとこと:冬の木枯らしは高いところから吹き付けて、人を痛めつけそうな寒風だけれど、この木枯らしはわざわざ狭い路地に入ってくねくねしている、個性派の木枯らしだ。なんだかおとなしそうなこがらしで愉快な気分になるよ。

ひとこと:昔の年齢は「数え年」といって、お正月にみんな一斉にひとつ年を取るんだ。また、正月に降る雪は、その年の豊作を予兆して、縁起が良いとされている。だからこの句はとってもすてきなお正月を詠んでくれているよ。

ひとこと:まっすぐに立つ巨木の楠のてっぺんから黄緑色の若葉がみえて気分が良い。長針と短針が狭角を作り、ともに天をむいて11時2分を指す時計。まっすぐに空に枝を伸ばす楠の木と対称の構図を作って見事な構成の一句だ。

入賞まであと一歩!チャレンジ賞

この空の どこか悲しき 台風のあと 宮城県 小5 宮路 貴全
水筒を 垂直にして 飲んだ夏 長崎県 小6 吉本 夏楓
群青の 富士へ真っ直ぐ 通学路 静岡県 小5 内山和緒
飼犬も 長雨を背に ふて寝する 千葉県 小5 大里 楓花
うんどう会 サンマをじいじ やいたかな 神奈川県 小2 ジョーンズ恵茉
新入生ギュウとつないだ僕の指 東京都 小5 石嵜 匠
雷鳴に 単身赴任の 父思う 千葉県 小6 佐藤 公紀
せんせんと 水面やんまの 羽音来る 千葉県 小4 鎌田 凌
17時(ごじ)になり 夕日が背中を おしてくる 兵庫県 小3 宮崎 莉子
ちょうちょうとまちあわせしてまちぼうけ 東京都 小1 西野月翔
ススキの穂 さらさら月を 掃いている 兵庫県 小6 藤本奈々子
夏終わり きずがふえたね 一輪車 東京都 小4 滝島 綺華
霜柱 シャリシャリシャリと うたい出す 千葉県 小4 小林 風雅
ゆきだるま あそびつかれて くろくなる 千葉県 小1 上 ちなゆ
はやぶさが 飛んださきには 命あり 東京都 小5 小河原 未帆
紅葉の葉 秋風乗って 月とりに 茨城県 小4 郡司志保
せんぷうき ひとりじめして けんかする 静岡県 小2 内山廉允
おもいでを せおい歩むや いわし雲 岐阜県 小3 金森愛加
葉が染まり もうすぐ山が レストラン 東京都 小1 黛 純太
さらさらと 冬至のなみだ みぞれ雪 茨城県 小5 関 日向乃
かげ鬼で 鬼をやるなら 冬が良い 千葉県 小5 堀井 希泉
寒い朝 くもったまどは 落書帳 千葉県 小4 山口 爽
白鷺や 飛び立つ下に 雪の森 千葉県 小6 井上 偉貴
あくび猫 こたつで憂う 温暖化 東京都 小5 浅野 蒼依
ベランダで 水を飲んだら 桜味 東京都 小6 柳瀬 凛花
太陽を あてて干し柿 ダイエット 福岡県 小5 松本 理壱
寒い日も 何がなんでも 半ズボン 埼玉県 小5 高井 鉄
杉花粉 ママのくしゃみは 親父並み 千葉県 小6 石﨑 莉帆
さくらんぼ よりそう兄弟の えがおかな 千葉県 小4 杉岡 麟太郎
ゆきだるま ぼくのせいより ちいさいな 千葉県 小1 はせ まさたか
秋桜や田畑いろどる絵の具かな 東京都 小5 中島颯
きんもくせい 輝くきいろ 秋かおる 東京都 小2 孫 莉佳
うろこ雲 手と手つないで おどってる 埼玉県 小2 神沢 弥巴子
コオロギの演奏会を照らす月 東京都 小5 橋本 倫
ひまわりが 自慢のキメ顔 みせている 東京都 小5 高橋 美衣
朝方の 水の底まで 散る紅葉 神奈川県 小4 三島久明
いが栗の 中にいるのは 四人組 東京都 小4 梶谷莉央
思春期が 兄の心を のっとった 静岡県 小3 伊藤成聖
月が満ち すすきを置いて 空を見る 大阪府 小4 上野 瑠海
黄落や遠回りして恋話 東京都 小5 内山ひより
笛の音におさな子わらう秋まつり 東京都 小3 西本真由
梅の木のめじろが呼んだ春の風 茨城県 小5 山本薫
ハロウィンの言葉忘れてにらめっこ 東京都 小6 星 佳佑
運動会 ポツンと一人 テントの中 愛知県 小4 亀川 斗輝
虫の声 ぼくとまんじゅう 笑ってる 山梨県 小5 辻 旺伯
金木犀 秋が始まる 花の声 千葉県 小5 奈良 紅葉
すごろくで 弟泣かず ほっとする 愛知県 小3 中島 隆之介
こいのぼり いらかの波と 背比べ 島根県 小6 松浦由衣
夏風鈴 思い出写す 鏡かな 茨城県 小5 関口 真優
悲しいな 僕のこと無視 夏の虫 茨城県 小5 出口 貴一朗
ふり返り まってましたと 桜開く 茨城県 小6 村上 歴
ひまわりと せいくらべした 少年の笑み 千葉県 小6 原口 紫帆
雪だるま 小さくつくって せいくらべ 千葉県 小6 竹井 陽菜
案山子の子 パリパリふみたい 葉絨毯 千葉県 小4 山品 直人
どんぐりを ひろってみたら 虫でたよ 千葉県 小2 堀江 薫
空見上げ 満月かくす 白い息 千葉県 小6 松島 彩華
うろこ雲 まっ赤な空に 手をのばす 千葉県 小5 瀬戸 将樹
もくもくと 口からけむり ふゆの朝 神奈川県 小3 藤田 まな
どんぐりが 空からおちる ふしぎだな 千葉県 小1 岡村 拓実
自転車で むかえにいこう 夏休み 東京都 小4 佐藤 百華
つかまった 足くいおばけ 冬ごたつ 東京都 小5 遠藤 愛佳
しぶがきを とってくったら 口きゅうきゅう 千葉県 小1 いな ようすけ
おとうとと いっしょにたべたい かがみもち 千葉県 小1 きしもと ゆうき
わらってる 赤ら顔人(がんじん) ふたごの実 埼玉県 小3 中山 奈央
初夏の 天から降りる 観覧車 愛媛県 小6 伊勢 雅姫
帰り道 どこを通っても さくら散る 千葉県 小4 小倉 啓
雪の日や さむさにたえろ 銀の山 千葉県 小5 遠藤 冴映
小春日に 何を夢見る ねむり猫 東京都 小6 網中 ゆりえ
ノートの字 ていねいなのは 四月のみ 東京都 小6 渡邉 妃
冬の空 黒い海には 月の船 東京都 小6 伊藤 彩乃
秋空に ふいてふきゆく 秋の風 千葉県 小4 岩瀬 瑠那
帰り道 蝉の鳴き声 飛び散った 神奈川県 小5 村田翔星
手花火や 静かにちりぬ 思ひ出と 東京都 小5 山海真凛
すみの香に 心をこめて 年賀状 長崎県 小3 深江 ありあ
どんどんと からだふるえる 夏まつり 大阪府 小2 渡辺巧
黄落や小さなわたし失恋日 東京都 小5 坪井ちなつ
ぼくのつった 魚をたべた なつほし空 東京都 小1 鶴見晃人
梅雨時に 虹が落ちてる 水たまり 長野県 小5 菅沼 芽南夢
はるははな はるはぽかぽか はるさくら 千葉県 小4 成田 光
いわし雲 空のキャンバス どうどうと 東京都 小5 栗原 彩
むしたちが 落ち葉の下で 冬じたく 神奈川県 小5 奥瀬 里緒
秋雨は夏の終わりの涙かな 千葉県 小4 那花悠衣
花火かなアリが見上げる彼岸花 神奈川県 小4 野島彩葉
赤トンボ ぼくのぼうしで ひとやすみ 長野県 小3 藤川健太
花冷えや朝の病院静まりぬ 愛知県 小4 水野結雅
合唱歌 いちょうにのせて 空高く 茨城県 小5 井口 菜々子
冬キャンプ つらら並べて ドレミファソ 茨城県 小5 依田 葉月
窓の外 枯れ木に咲いた 雪の花 茨城県 小6 手塚 桃音
しも柱 落ち葉持ち上げ せいくらべ 茨城県 小4 渡辺 顕花
太陽がギラギラアイスがドロドロ 千葉県 小6 近藤 茉弥子
赤とんぼ 子供に追われ 休みなし 千葉県 小6 市川 愛美
いもふかし おならはくさし 秋ふかし 千葉県 小6 山本 勝利
うぐいすの 郵便屋さん 春便り 千葉県 小6 堀内 真由子
きのこ雲 夏風吹けば よみがえる 茨城県 長野 涼
急に泣き 急に泣きやむ 夕立ちは 大阪府 小5 沖永 結彩
紫陽花が 冷たい息を 吐いている 愛媛県 小6 高魚 涼
せみのこが つちからのびして 飛び上がる 千葉県 小5 山崎 馨子
ひまわりが 今日はあついと 空にいう 千葉県 小6 川端 真奈
ヒマワリの たてがみしょんぼり 赤とんぼ 千葉県 小5 磯口 高志
浴衣の人 すれ違うぼく 夏季講習 千葉県 小6 宮久保 隼

最終応募総数は2413点でした。
たくさんのご応募、ありがとうございました。

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