小学生 俳句王 選手権

五・七・五の十七音に、
キミの思いをのせてみよう!

朝日小学生新聞「楽しい俳句」コーナーとコラボ。
 
平成28年10月4日(火)~11月21日(月)の期間に、全国の小学生のみなさんから作品をご応募いただきました。

 作品テーマ・応募ルール

作品のテーマ(題材や季節など)は自由です。ただし、自分で考えた未発表の作品に限ります。また応募はお一人につき一作品までとさせていただきます。発表済みの作品や、他人の作品での応募、複数作品での応募は全て無効となります。

 審査員

塩見恵介(朝日小学生新聞「楽しく俳句」選者)
市進教育グループ

 入選作品の発表

次の作品が入選作です。平成29年1月1日の朝日小学生新聞にも掲載しています。
※選者からの『ひとこと』は、紙面に掲載のものと一部異なります。 また、紙面上に掲載できなかった佳作についての『ひとこと』も当ページで見ることができます。

 賞品の発送

「最優秀賞」「市進賞」「朝日小学生新聞賞」「審査員賞」「優秀賞」の受賞者には、賞状と副賞(図書カード)をお送りします(1月中旬発送予定)。


(塩見恵介・市進教育グループ選)

まさか月を射的の的にするとは。すごい距離から狙って打つスナイパーだね。大胆な距離感でひときわ目立った、楽しい一句だ。


(市進教育グループ選)

賛成!この句を読んで、僕も今年の夏、涼しげな竪穴式住居に泊まりたくなった。縄文時代にも熱帯夜はあったのかな?


(塩見恵介選)

団栗はかわいらしい季語だけれど、この句のどんぐりは、なんだかひとりでちょっと青春しているふうで、かっこいいぞ。


(塩見恵介選)

青空の色をどんどん薄めていくと、一羽の白鳥になった。ということかな。それとも色を薄めた青空を白鳥にあげるのかな。「白鳥に」の「に」がいろいろと想像を膨らませてくれるメルヘンの一句だ。


(市進教育グループ選)

日常の中の季節の変わり目をうまくとらえた一句だ。新聞を取る朝、そんな日課が季節の繊細な感覚を育ててくれるね。

放屁虫に囲まれて、大変な状況だけど、笑える一句だね。気がつけば、という言い方がとぼけていてなんともユニーク。放屁虫と友達になれそうな作者だ。

そうなんだ!作者は絶対音感があるのかな。ソの音で鳴く鈴虫と言われると案外鈴虫は高らかに明るい声なのかもしれない、と思った。鈴虫の音色を斬新にとらえたね。

ふふふ。「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺(正岡子規)」の名句に対しての五七五でしたためた大胆な挑戦状だ。思わず笑ってしまったよ。

春は出会いもあれば別れもある季節。新しい季節の春風の中で、もう出会うことがなくなるかもしれない塾でのライバルをちょっと思うのがいいね。塾での交友を語れるのも現代の少年少女らしい感性。


(市進教育グループ選)

秋の音、というとかすかな音を思ったけれど、最後の「ざわっ」にハッとさせられたよ。草も夏の間にだいぶ大きくなっていたんだね。

やさしい水彩画のスケッチのような句だ。「くすぐった」という私と春草の距離感が、とてもすてきだね。暖かい春の日差しを感じる句だよ。

春の風は穏やかなものばかりではないね。春一番、東風、強い風もある。「ああまって」が春風に話しかけているふう、これから気温を暖かくする春風ならちょっと対応してくれるかもしれない。

日向夏の花の柑橘系の香りが漂う道。九州の明るい春の道を思ったよ。香りを感じる俳句はすてきだね。

百人一首などでも読み札を覚えてしまえば、みんなより早く探してたくさん札をとれるね。覚えていてちょっとほこらしい気分を素直に五七五に表せているよ。

入賞まであと一歩!チャレンジ賞

かたつむり  にゅーっとのびて ストレッチ 東京都 3年 塚原きぬ子
ベランダの 干柿ねらう 親ガラス 千葉県 5年 小峰天馬
ゆうがたに すすきがゆれる ひみつきち 鹿児島県 1年 福留晴
ふんでいく じばりじばりと もみじの葉 千葉県 5年 鈴木義希
あめあがり くものネットは  かんらんしゃ 大阪府 1年 網岡夕空色
風がふき びっくりしている  すずめの子 神奈川県 4年 木村眞之
ころもがえ 気がつく成長  服のたけ 広島県 3年 大久保果澄
秋の夜 月のパトロール 長くなる 神奈川県 5年 佐藤若葉
ぼくだけに インタビューする つくしかな 愛知県 3年 水野結雅
空澄みて 光のおどり場 冬銀河 東京都 6年 松田結花
彼岸花 時巻き戻す 紅き糸 千葉県 5年 吉田康佑
あの雲や ふるさとからの 海の味 千葉県 5年 張家曦
塾帰り バスのとなりは 浴衣の子 千葉県 6年 正藤海莉
せいぼう(制帽)に  はじめてもらった あかいはね 東京都 1年 正田莉子
かぶと虫 小さくなって  のりたいな 岡山県 2年 尾崎航大
ランドセル  せおうとニョキッと せがのびる 大阪府 1年 青木優奈
もみじちり 二枚重なり 手をつなぐ 千葉県 5年 岡山真吾
秋の月 帰ってくるかな かぐや姫 千葉県 5年 髙木未来
から咳や 宿題する夜 六年目 千葉県 6年 上村まどか
ほんのりと 香りあじさい 雨のあと 千葉県 4年 原麻里亜
さかあがり 足の先には いわしぐも 千葉県 4年 稲垣杏野
ルリタテハ あっちへ行ってと  カブトムシ 東京都 2年 植杉祐也
うんどう会 空でもとんぼ  きょうそうだ 埼玉県 2年 本多華
銀色の サンマは群れで オーロラに 千葉県 5年 赤松桜空
よそはよそ 母の口癖 福は内 大阪府 5年 岡本泰葵
花びらと いっしょにとんでる もんしろちょう 千葉県 5年 川内谷藍璃
夏休み 宿題祭りは 最終日 千葉県 5年 中本真依
はっぱもね あかきだいだい ころもがえ 石川県 1年 みわこはく
うみの中 ひとでさんだよ かくれんぼ 千葉県 3年 大くらはな
みつばちが コスモスさんに キスしてる 東京都 6年 土屋英伶奈
こうようが 「あきだあきだ」と さわいでる 千葉県 4年 青木虹花
北風が 僕のほっぺを パンチする 千葉県 6年 谷口貴郁
大人あじ やくみとたべる  はつがつお 東京都 1年 板東輝大
風ゆるく かえるの声が  子守り歌 山形県 4年 吉田壮太
ぎんなんの においをかいで かえりみち 奈良県 1年 茨木隆之介
しでむしは もりのおそうじ  とくいだよ 北海道 1年 近藤 芦羽
テント入(い)り  不安ふき飛ぶ よりそいね 北海道 4年 三橋凛花
おいもさん 大学行ったら  揚げられる 東京都 3年 森林恭人
路地裏で ひまわり達が 騒ぐ夏 東京都 5年 伊藤詩
とんぼたち 電線取り合う 我れ先に 秋田県 5年 蒲生愛莉
みのむしが 冬にそなえて 家づくり 愛知県 4年 稲垣俊介
もみじの葉 カラフル天使 風に乗る 千葉県 5年 鴇田凜
みのむしは はっぱがふとん ひとりべや 福岡県 1年 松下歩珠
あみのうえ さんまがおどりを おどってる 鹿児島県 2年 大村り音
夏の空 ぷかぷかはじまる くものげき 愛知県 4年 野村心葉
とんぼがね つきまでとぼうと しています 石川県 2年 いそ上せんな
星月夜 二階のまどから 独り占め 石川県 5年 河﨑友智
ばあちゃんと 食べたいちじく 仏前に 石川県 5年 山形光駈
はじまった ひまわりたちの せいくらべ 埼玉県 6年 榎本柚月
冬にだけ 師しょうになってる こたつ様 千葉県 5年 村上歩夢
ひまわりの かげの短い 昼下り 千葉県 5年 土屋晴奈
「気をつけて」 手をふる母に つもる雪 千葉県 6年 間宮友莉
花火見る 弟の目が 赤青黄 東京都 2年 鈴木はるか
ぼくの夢 宇宙へいけよ  ロケットで 大分県 5年 清水陽夕胡
コスモスが クスクス笑う  帰り道 福岡県 3年 安藤りこ
あああああ おおおおおおお せんぷうき 千葉県 4年 渡辺空
雪の中 遊ぶ子供は きつねかな 千葉県 6年 後藤海斗
かぜのおと 一緒にねむる ねこじゃらし 千葉県 6年 武田菜々子
緑たち 土をやぶって ごあいさつ 千葉県 6年 髙須美玖
兄まねて 両手ですする ずわい蟹 千葉県 5年 櫻井瑛太
美しき 白銀世界 テレビにて 千葉県 6年 阿部優舜
おち葉たち ないしょばなし カサコソと 東京都 5年 熊田莉里子
たんぽぽは 黄色い城の プリンセス 大阪府 3年 川上雅恵
棚田には 黄金の波に 浮くとんぼ 静岡県 4年 山道奏太
満月や 追われてにげて 追いついて 埼玉県 4年 近野彩生
菜種梅雨 一雨ごとに 春が来る 富山県 5年 金子舞桜
赤いほほ つららに映る  白いいき 大阪府 5年 井上愛唯
月澄みて 白い世界に 赤つばき 福岡県 6年 山本遼弘
なべのふた 開けるとそこは  別世界 東京都 4年 元泉涼
そろそろと 長袖出して 夏惜しむ 大阪府 5年 吉田采未
スイカ割り 地面に咲いた  赤花火 大阪府 6年 安藤光輝
寒い朝 熱いスープで 脳活性 福岡県 3年 二宮彩花
じてんしゃで おちばけちらし おれレーサー 神奈川県 2年 江澤賢幸
色そめて よったかてれたか 散るもみじ 東京都 3年 志村章雄
十五夜に うさぎを探す 妹が 石川県 6年 田島来望
うとうとと ジイジのお手々に 赤トンボ 千葉県 6年 佐藤菜央
息はいて 手で絵をかけば 雪景色 東京都 6年 大平要
柿ねらい カラスが来たぞ 5時の鐘 千葉県 5年 出浦匠
霜が下り 母が手わたす ミルクティー 東京都 5年 古平恋子
今年わね 歯がぬけないか 七五三 東京都 5年 小沢和輝
かたつむり こたつの中で こたつむり 東京都 5年 上里麻尋
冬の月 はなすする音 あちこちと 東京都 5年 永田佐和
ぼくは見た ゆうがにおどる もみじたち 埼玉県 3年 加藤慶悟
おいもほり 努力のあかしで どろだらけ 千葉県 5年 羽場実佑
亡き友と 見上げた満月 未来を照らす 千葉県 6年 霜鳥陽花
コスモスに さそわれハチが 飛んでいく 千葉県 4年 山中昊太
のびてゆく 太陽の花と せいくらべ 千葉県 6年 佐野ひなた
雪解けて 無数の花が 入学だ 千葉県 6年 外崎康
夜空には 見送るベガが 消えて行く 千葉県 4年 門倉歩花
サッカー場 飛び交うトンボも 応援団 千葉県 4年 平澤碧生
一瞬の きれいな時間 夏花火 千葉県 6年 安達有咲
夜がきて しょうぶえんから あきのおと 東京都 4年 當摩美友
咲けば別れ ちれば出会いの 桜かな 東京都 6年 比護稜斗
いざ勝負 ミカンころがる カルタとり 千葉県 4年 井澤美古都
木枯らしが 耳をかすめて とんでった 千葉県 6年 中村仁優
大量の てんぐのうちわ 赤くなり 千葉県 6年 山口竜平
照らされて スーパームーン ふと笑顔 千葉県 6年 満田成
洋服の 白より白い 冬の雪 千葉県 6年 猪股里咲
アオゾラを  かける青葉と  ツバメかな 東京都 6年 相澤郁花
はえかわり かぼちゃおばけの たかわらい 神奈川県 2年 伊奈さくら

最終応募総数は1784点でした。
たくさんのご応募、ありがとうございました。

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