難関大合格者は帰宅部で、学校以外のすべての時間を勉強に充てなければならない、という訳ではないようです。多忙な部活の隙間時間を上手に利用していた生徒が市進予備校の難関大合格者には多いです。難関大現役合格者の74.9%が「高2の3月まで」に志望校を決定していました。目標とする大学を早期に決めることは、学習のモチベーションにもつながります。各大学が主催しているオープンキャンパスには必ず行きましょう。大学のイメージが湧き、大学受験へのモチベーションアップにもつながります。データで見る現役合格のコツ▶ 「2023 君はどの大学を選ぶべきか」(大学通信)より▶ 2023生徒アンケートよりその2高1初回の定期テストで目指せ高得点!DATA4難関大合格者には部活生が多いDATA5▶ 市進調べ目標は高く、そして早くDATA6難関大合格者のうち、部活をしていた生徒の割合Q:志望校を決めた時期はいつですか?初回定期テスト成績と高3最終成績の相関調査対象:難関国立11大学現役合格者20.8%中学11.6%高31学期高3夏以降13.5%21.6%高132.4%高2〈 部活動の引退時期 〉高3の夏以降……24.1%高3の1学期………45.2%高2…………………29.1%高1 ………………………1.5%■上位25%■50%以内■75%以内■下位25%高1初回定期テストで上位25%の生徒27.7%60.8%60.8%高3最終成績が上位25%以内の生徒高3最終成績が上位25%以内の生徒2.0%高1初回定期テストで下位25%の生徒5.9%23.5%68.6%2.7%8.8%高3の最終成績が高3最終成績が上位25%以内の生徒高3最終成績で上位50%をキープできた生徒は9割部活動は原則休みが無く、毎日ある状態でしたが、それでも1日2時間くらいは時間を取って勉強に充て、他の学校のライバルに差をつけられないよう頑張っていました。千葉大学 医学部隙間時間を利用するよう心がけていました。私は朝早く学校に行って勉強したり、通学中は電車の中で暗記ものの勉強をしていました。早稲田大学 教育学部時間があれば、高1生のうちにオープンキャンパスに行きましょう。この時点で志望校を決めておくと、勉強のモチベーションにつながると思います。筑波大学 人文・文化学群高1の夏休みにオープンキャンパスがあるので、色々見に行きましょう。文系・理系が決まったら、文系を考えているなら国語と英語、理系を考えているなら数学と英語に特に力を入れるようにしましょう。日本大学 生産工学部部活をしていない部活をしている83.2%16.8%高1の初回定期テストで上位25%に入っている生徒の6割以上が高3卒業時にも上位25%(9割が上位50%)をキープできていることが分かります。高1の取り組みが大事なことから、大学入試は「スタートダッシュの入試」と言われます。合格者の声合格者の声(東京大学 合格発表風景)9
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