こんにちは。
今回は勉強に関して、お子様との接し方をどうするべきかについて書きたいと思います。
以下の内容は、教育経済学者の中室牧子さんの著書「『学力』の経済学」を参考にしています。
ベストセラーになっているので、お読みになられた方も多いと思います。
本書は、筆者の中室さんも強調しているように「科学的根拠」に基づいて書かれています。
本書では、他にも「子どもを"ご褒美"で釣ってはいけないのか?」
「"少人数学級"に効果があるのか?」「『テストで良い点を取ればご褒美』と『本を読んだらご褒美』のどちらが効果的?」
といった興味深いテーマも科学的根拠をもとに解き明かされています。
ここでご紹介するのは、お子様との勉強での関わり方についての部分です。
関わり方次第では、お子さまの学習時間を増やすこともできるそうです。
さて、みなさんは以下の4つの中で、どのようにお子さまに接していますか、あるいは接するべきと考えますか。
「勉強したかを確認している。」
「勉強を横について見ている。」
「勉強する時間を決めて守らせている。」
「勉強するように言っている。」
まず、「勉強するように言っている。」については学習時間を増加させる効果が最も低いそうです。
特にお母さんが娘に対して、「勉強するように言う。」と逆効果になってしまうこともあるそうです。
効果が高いのは、「勉強を横について見る」ことです。
特に男の子の場合は、お父さんが勉強を見てあげるのが効果が高いそうです。
この結果を知ると、簡単には学習時間を増やせそうになくてがっかりしてしまったかもしれませんね。
あるいは、これを読んで、「よし、じゃあ子どもの勉強をガンガン見ていくぞ。」
と思う方もいるかもしれませんが、なかなかそうもいかない場合も多いと思います。
たしかに「勉強を横について見る。」のは、お父さん、お母さんが見られればそれに越したことはないのですが、
他の人でも、たとえば、おじいちゃん、おばあちゃんだったり、お姉さん、お兄さんだったり、
塾の先生だったり、家庭教師の先生だったり、おじさん、おばさんだったり、親以外の人でも効果があるそうです。
親だけで「勉強をみる」と言うのは大変かもしれませんが、
本書でも述べられている通り、教育は非常に効率の良い「投資」です。
投資というと、味気ないですが、お子様に残せる財産と考えれば、何らかの形で誰かに「勉強を見る」ことを頼んでも良いと思えるのではないでしょうか。