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投稿者:
個太郎塾 本部
2016/12/13 17:08
2020年は何の年?と聞けば、
「東京オリンピック」開催の年と頭に浮かぶ人が多いでしょう。
いやいや「小学校の新学習指導要領が実施される年だよ。」と思った方は、少数派、いやほとんどいないと思います。
今回はあえて2020年より改訂予定の学習指導要領について触れていきます。
すでに書いた通り、小学校の学習指導要領は2020年度から実施予定です。
中学校は2021年度、高校は2022年度から全面実施の予定です。
小学校の指導要領改訂での大きな変更点の一つは、英語教育についてです。
現在5,6年生で扱っている「聞く・話す」中心の「外国語活動」を3,4年生に前倒しし、
5,6年生では英語を正式な教科とし、「読む・書く」も含めた学習を行います。
授業時間は3,4年生が週1時間、年35時間、5,6年生は週1時間増えて年70時間になります。
その他の教科の授業時間は減らないので、増加した英語の授業時間をどうやって確保するのかが問題になりそうです。
早期に英語の学習を始めますので、
中学では短い新聞記事を読んだり、テレビのニュースを見たりして、概要を伝えることができること、
高校では、授業を外国語で行うことを基本とするとともに、「聞く」「読む」「話す」「書く」を総合的に行う言語活動、
特に「話す」「書く」ことにおいて発信力を強化する言語活動の充実などを行うとされています。
また高校卒業までに学ぶ単語数は現在の約3000語から、4000~5000語に増加します。
いずれにせよ、早期に英語教育を始めて、
英語を使って「コミュニケーション能力を養うこと」が目的で、
そのためには「4技能」をバランスよく学習・練習することが重要と言えるでしょう。
2020年はまだまだ先かと思うかもしれませんが、
2020年の小5生は現在小学1年生、2020年の小3は現在年中にあたります。
これまでの「読む」「書く」中心の勉強では、学校の授業についていけないだけではありません。
大学受験も4技能を総合的に評価する方向に変わっていきます。
センター試験は2019年を最後に廃止となり、
「大学入学希望者学力評価テスト」に変わります。
英語では4技能を評価する出題に変わっていきますが、
「評価テスト」では「話す」「書く」の技能は評価せず、
TOEICⓇやTEAPなどの民間外部試験を活用する、
あるいは4技能すべてで外部試験を活用することが考えられています。
すでに、TOEICⓇや、TOFLE iBTⓇを入試で採用している大学もあります。
英語の4技能評価の動きはもう始まっています。
「話す」「書く」の技能は、短期間で身につくものではありませんし、
また机に向かっていてもなかなか上達しないこともあると思います。
将来を見越して、現在の英語の学習内容、学習方法をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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