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投稿者:
個太郎塾 本部
2017/12/29 19:46
志望校の過去問を解くことは、合格するための必須の条件です。
過去問を解き、合格点を超えて喜び、合格点に足りないと落ち込むという経験は誰しもあると思います。
しかし、過去問とまったく同じ問題は出題されません。したがって、
合格点がとれた、とれないというのも、あくまでもその過去問に関してのことです。
それにもかかわらず過去問の検討が有意義なのは、
①その学校の出題傾向がわかる。
②自分の弱点分野がわかる。
③解法の手順がわかる。
の三点にあります。
① について
私の専門の中学受験の国語を例にとれば、普通にパターンは物語文と説明文の長文2題ですが、なかには物語文の非常に長い文章を1題の学校もあります。過去問を解くとそれがわかるので、対策ができます。
② について
過去問でまちがえた問題がその人の弱点です。それがある分野に集中しているときは、その分野の知識を整理・記憶して、その後に問題演習を多くやって、苦手意識をなくすことです。その作業を怠ると苦手分野が不合格の原因となるおそれがあります。
③ について
これも過去問を検討するメリットです。例えば大問が3つあったときにどの問題から解き、またどれを捨て問にするのかが練習ができます。本試験は時間が短いと感じる受験生が多いと思いますので、解法の手順を過去問でマスターするのは大切です。
中学受験科 プロ家庭教師
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