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そうだったのか中学入試
「そうだったのか!中学入試-市進の中学受験情報ナビ-」は、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)の国立・私立入試と公立中高一貫校受験の入試情勢・偏差値などを塾ならではの視点で総合的にお伝えします。
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2014年度 中学入試動向分析 東京共学

※ 学校名をクリックすると開きます。

【あ行】

青山学院
【動向分析】この2年間は全般的な大学付属校離れに加え,学内問題の影響もあり,応募者が大きく減少,2013年は男子が39%減,女子は32%減,合計35%減という過去に例がない大幅な減少でした。今年は日曜日を避けて入試日を2月2日→3日に移動し,応募者は男子27%増,女子5%増,合計で14%増と回復傾向です。合格者を絞り,倍率が男子1.8→2.6倍, 女子3.3→3.7倍と上昇し, 繰り上げも57→17名と減って難易度も回復。来年は入試日が2日に戻ります。
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郁文館
【動向分析】東大1名,筑波大1→3名など東大クラスの成果は出ているようですが,多様な要因による受験校絞り込みの影響か,のべ応募者・受験者が半減しました。特奨1回は,前年に合格者を絞り込んで倍率が若干上昇した影響か,受験者が65→34名に減少。合格者は36→21名の減少で,倍率が若干下がっています。特奨2回も,受験者が44→22名,合格者30→14名となっています。1回は,さらに減少幅が広がり98→42名が受験,76→36名の合格でした。
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上野学園
【動向分析】白?・両国など都立一貫校の併願が定着していた適性検査型のSですが,駒込が特待S枠に適性検査型を新設した影響か,応募者・受験者が大幅に減少しました。合格者も減少し,倍率に変動はありません。2/1のAは,受験校の絞り込みや安田学園の共学化の影響か,受験者が32→27名に減少し,合格が26→18名に絞り込まれたため,倍率が上昇しました。Bは,受験者が31→28名に減少し,合格者は27→22名で,倍率が若干上昇しています。
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穎明館
【動向分析】2012年の制服変更で女子の人気に火がついて,'12年,’13年と応募者が急増,また男子は’12年に東大7名,東工大5名など難関国公立大実績の躍進で応募者が大きく伸び,’13年の応募総数は18%増となりました。今年はその反動か男子は3回の合計で15%減ですが,女子は人気を維持していて6%増です。難易度は3回ともやや緩和しているようです。繰り上げはありませんでした。併願校は桐朋,早実や都立武蔵,都立南多摩,県立相模原など。
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桜修館中等教育学校
【動向分析】2012年3月に卒業した1期生が東大4名,一橋大2名,東工大4名の合格者を出し,前年は応募者が男子37%増,女子43%増と大幅に増加し,倍率が急上昇しました。今年は東大が6名に増えましたが,応募者は男女とも微減です。ただし女子の受験者は逆に2%増えています。難易度は男女とも前年並みでしょう。以前から私立中併願者が多い学校でしたが,上位校との併願が増えたためか,繰り上げは前年より増え,少なくとも女子で20名以上出ています。
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桜美林
【動向分析】前年の大学合格実績の低迷もあり,応募総数で28%減,受験者総数では36%減です。男女別では応募者で男子37%減,女子19%減,受験者では男子46%減,女子25%減です。男子の減少が大きいのは,前年の難関国私立大の合格実績の低下が,男子により大きな影響を与えたためでしょう。すべての回で倍率が下がり,5回平均では2.7→2.0倍ですが,入学者の平均レベルは前年並みのようです。定員割れですが,繰り上げは10名ほどにとどめました。
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大泉高等学校附属
【動向分析】開校して5年目の併設型中高一貫校で,’13年4月に新校舎が完成しました。前年は新校舎人気もあって応募者が開校以来最高の1,141名となりましたが,今年は前年の反動か,男子が15%減の429名,女子は16%減の535名,男女計では16%減の964名でした。倍率も男子が8.1→7.0倍,女子は8.5→7.6倍と下がっていますが,難易度はほとんど変わっていません。手続き締切時に男子5名(その後1名),女子2名の欠員があり女子8名を繰り上げています。
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お茶の水女子大学附属
【動向分析】女子の定員を25→30名に増加。中学まで共学ですが,男子は高校受験が必要なのと校名の印象もあるのか,男子の応募者が57→42→34名と減っていました。今年は,前年倍率が大幅に低下した影響か,若干増えて37名。32名が受験し,20名の合格者で,倍率が上昇しています。女子も,都立一貫校との競合のためか,応募者が294→274→248名と減少傾向で,今年も若干減少して235名でした。172名が受験し,39名が合格し,倍率が若干低下しています。
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【か行】

かえつ有明
【動向分析】別学への取り組みや好調な大学合格実績への好感か,定員を増やした女子を中心に,前年を上回る応募者を集めました。①午前は受験者がやや増えました。合格者が若干減ったため,倍率は上昇しています。特待チャレンジのプラウド入試では,2科+思考力を,公立一貫校の併願者や説明会と同時開催の「対策講座」参加者ら93名が受験。2科+英語の受験者は8名で,4科受験は242名でした。特待合格は50名で,166名が一般へスライド合格しました。
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共栄学園
【動向分析】総応募者は11%減りましたが,総受験者は238→271名と14%増えました。特進が定員減となった1回は,前年の倍率上昇への敬遠か,受験者・合格者ともに若干減少し,倍率に変動ありません。特待枠の2回の特進は,定員増と2・4科選択になった好感から,4科は減ったものの,受験者は58→80名に増加。正規合格は26名で3.1倍でした。新たに特待・特進となった3回は受験者が2名増え,正規合格は23名で2.4倍,スライドを含めると1.2倍でした。
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九段中等教育学校
【動向分析】唯一の区立一貫校で,定員に区内枠のAと区外枠のBがあります。Aは今年の受検者が7%減でしたが,繰り上げが14→8名と減ったため,実質倍率は前年と同じ1.6倍でした。Bは東大2名,一橋大2名,東工大3名などの大学合格実績の躍進により応募者が34%の大幅増で,実質倍率も10.0倍という高倍率となり難易度も上昇。ボーダーはAが50%台,Bが70%前後です。私立中との併願者は約40%に増えたようで,繰り上げはAが8名,Bは7名でした。
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国立音楽大学附属
【動向分析】音楽コース教科型の科目に,歌唱もしくは楽譜の読み書きの適性検査が加わりました。①音楽コース実技型は,男子が8→0→1→4名と3年ぶりに増え,前年より1名多い22名の受験になりました。①音楽コース教科型は4名増えて7名が受験。いずれも,不合格者が出たため,倍率が上昇しています。①普通は,前年の受験者が少なく全員合格だったことへの好感か,9名が受験し,不合格者が出て,倍率がやや上がっています。
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慶應義塾中等部
【動向分析】応募者の減少傾向が続いていて,男子は878→816→784名と3年連続の減で700名台になり,女子は前年は微増でしたが434→444→366名と一気に300名台になりました。応募者の減は主にチャレンジ層です。補欠候補は男子34名,女子24名ですが,繰り上げ人数は非公表です。注目されるのは2次試験欠席者の増加で,男女合わせて48→105→126名と推移。そのためか来春より1次の合格発表以降の日程が短縮・前倒され,2次発表は9日→6日となります。
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啓明学園
【動向分析】地域的に公立志向が強いことを意識して,2/1午後に適性検査型入試を新設しました。31名の応募者を集め,28名が受験し,25名が合格しています。1回午前は,公立志向や前年の男子倍率の上昇の影響か,男子受験者を中心に13→11名に減少。合格者は9→8名で,倍率はわずかに下がっています。同じく,前年に倍率が上昇していた1回午後も,適性への流出もあったのか,受験者が12→3名へ減少し,倍率・難易度ともにやや下がっています。
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小石川中等教育学校
【動向分析】都立中高一貫校で最も難易度が高く,難関私立中との併願者の多い学校です。特別枠は応募4名で全員が合格。一般枠の応募者はこの2年間男女とも減少が続きましたが,今年は男子が527→560名と6%増,女子は454→440名と3%減と男女で異なる応募状況です。男子9名,女子11名が入学手続きをとらず,少なくても20名以上の繰り上げがありました。今春は東大,京大,一橋大,東工大の最難関国立4大学の合格実績が11→14名と伸びています。
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工学院大学附属
【動向分析】地域的に都立一貫校人気が高く,就職に有利とされた理系人気もひと段落して,大妻多摩などの影響もあったのか,女子の応募者が大幅に減少し,総応募者がわずかに減りました。1回A特待の受験者はやや減少。男子は前年と同数でしたが,加点優遇制度にもかかわらず女子が大幅に減少しています。合格者も男子は前年同数で,女子が受験者の減少と同程度絞り込み,倍率に変動はありません。来年度に英語入試とコース再編を予定しています。
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国学院大学久我山
【動向分析】応募者の増加が続いていたSTクラスが今年は2回合計で4%減と落ち着きました。ST1回は男子の合格者を減らし,女子は応募者が減っていますが合格者も減らして倍率が上昇。一般クラス3回の男子は合格者を2倍以上に増やし難易度が低下。男子の応募総数は10%減で,東京都市大付の影響が強くなっているようです。女子は総数で増減なし。併願校は東京都市大付,吉祥女子,都立三鷹,都立武蔵などです。男子は合格者を出しすぎて1クラス増です。
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国士舘
【動向分析】4科からの2科選択に昨年変更した1回午前は,国算2科に,午後も国算からの1科選択に,2回も2・4科選択にするなど,一昨年の入試内容に戻しました。1回受験者は前年減少した女子を中心に33→42名に回復,第一志望が多いことを考慮してか,合格者も増やしたため,倍率がわずかに低下。午後は前年同様,合格抜けによる欠席が多く,受験者は13→15名。合格者が6→10名だったため,倍率は下がりました。2・3回は小規模な入試でした。
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駒込
【動向分析】前年は東大,東工大に合格者を出し,中堅進学校として人気が上がっています。応募総数が418→484名と16%増,受験総数では297→411名と38%の大幅増です。2月2日から1日午後に移った適性検査型入試の応募者が39→126名と激増したのが注目されます。都立小石川,両国,白?との併願者が主力です。また東大効果なのか上位校との併願者が増えて,4回は応募者減ですが,上位校を失敗した受験生がまわってきたため実受験者は21名増となりました。
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【さ行】

桜丘
【動向分析】早慶理科大など難関私大の合格実績の伸長や前年の倍率への好感か,応募者・受験者ともにすべての回で前年を上回り,のべ応募者が21%,受験者は29%増加しました。2科での特待判定を実施したこともあり,公立一貫校との併願者や地元からの受験者が増えているようです。特待合格者が78→136名に増加しています。1回は,受験者・合格者ともに大幅に増え,倍率に変動はありません。来年度,思考力テストの導入を検討しています。
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実践学園
【動向分析】回復が実感しにくい経済状況や消費税率引き上げに伴う不透明感などの影響か,秋以降の説明会の参加者が約20%減少していたようで,実際のべ応募者も4科受検中心に28%減少しました。1回は,受験者が減りましたが,それを上回って合格者が絞り込まれたため,倍率が若干上昇しました。2回も受験者が減少しましたが,合格者は3名の減少だったため,倍率が下がりました。特待合格が32→45名に増えており,手続き率が改善しているようです。
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渋谷教育学園渋谷
【動向分析】1回応募は男子19%,女子7%減少。男子は武蔵,女子は女子学院と倍率低下傾向の学校に流出したと見られ,男子は2/1参入の本郷にも回ったようです。入学後の男女比を1回で調整するため,合格最低点は’13年12点,’14年13点の男女差があります。2回受験者は前年倍率低下の影響か,男子5%,女子17%増加。男子は倍率・難易度に変動がなく,合格を絞った女子は難易度が上昇。3回は男女とも受験減・合格増で,難易度が低下しました。
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修徳
【動向分析】入試の短期化に対応し,入学者を確保するため,定員を2/1の特進と普通それぞれ20→30名と集中しました。しかし,経済状況を背景とした公立志向や周辺校の進学校化,安田学園の共学化などの影響か,特進の受験者は,36→18名に半減しました。普通へのスライド合格を含めると,全員が合格しています。普通は,男子の受験者が16→14名に減少し,女子の受験者が2→6名に増え,20名が受験し,全員が合格しました。2/2以降は小規模な入試です。
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淑徳
【動向分析】東大・一橋各1名,MARCH132→156名など難関大合格実績は好調ですが,前年の倍率が上がり気味だったのに加え,本郷の2/1参入や安田学園の共学化の影響か,男子を中心にのべ応募者が若干減少しました。東大セレクトの1回は,前年並みの受験者で,合格者がわずかに増え,倍率もわずかに低下しました。2/6の2回は,前年の高倍率への敬遠で,受験者が若干減少しましたが,合格者が大幅に増えて,倍率は7.5→5.5倍に下がっています。
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淑徳巣鴨
【動向分析】一橋1名・東北大1名など難関大実績は好調ですが,受験校の絞り込みや埼玉からの受験者減少などの影響か,特進を中心にのべ応募者が大幅に減っています。学校作成の「フロンティアワーク」から出題の進学①②は,基本重視の問題に改訂し,受験者が回復しました。特進①は受験者が大幅に減少し,合格者はさらに減少したため,倍率が若干上昇。進学①は受験者が44%の大幅増で,合格者もさらに増えて倍率がわずかに低下しています。
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順天
【動向分析】早慶上智23→52名,MARCH97→160名など難関大合格実績が大きく回復しましたが,本郷の2/1参入や周辺校の進学化の影響に加え,女子を中心にチャレンジ層の敬遠があったのか,のべ応募者が若干減少しています。1回Aは,受験者が減少し,合格者は増えて,倍率が低下し緩和。Bは,定員増に加えて前年の大幅な減少の反動もあり,男子を中心に回復して受験者が若干増加しました。合格者も同程度増えて,倍率・難易度に変動はありません。
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城西大学附属城西
【動向分析】2/1午前・午後と2/2の3回実施となった2年目のGAクラス入試は,「特進ではない」という説明が浸透し,前年の全員合格が好感されたのか,のべ受験者が21→43名に倍増しました。引き続きほぼ全員が合格です。1回午前の普通クラスは,前年倍率が低下したにもかかわらず,GA入試への流出や受験校絞り込みの影響か,受験者が22%減少しました。ほぼ全員が合格しています。午後の普通も受験者が24%減少し,合格者も同程度減っています。
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聖徳学園
【動向分析】応募総数は248→334名と35%増ですが、内訳を見ると,特待選抜が24→33名と9名増,第一志望者対象の総合が44→43名と前年並み。一般は計141→103名と大幅に減少しましたが,そのかわり前年に新設された公立一貫校受検者対象の適性検査型入試が19→139名と激増。適性検査型入試は都立武蔵,三鷹などの併願者が多く,受験生の学力レベルが高いので138名の受検で133名が合格しています。一般は2回以降の実受験者が極端に少なくなっています。
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成蹊
【動向分析】成蹊大の付属校ですが,併設大進学率は4割を切っています。この2年間応募者の減少が続いていましたが,今年は国際学級が13%増,一般は合計13%増,男女別では男子が26%増,女子は2%減で,2年連続減少した男子が大きく回復しましたが女子は微減です。倍率は2回の男子のみ上昇しています。合格点は例年女子の方が高いのですが男子はボーダーが上がって1回の男女の差が小さくなり,2回はほぼ同点です。繰り上げはありませんでした。
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成城学園
【動向分析】第一志望の多い1回は,男女ともにほぼ前年並みの応募者,受験者となり,合格者が前年同数の男子では倍率の変動はなく,合格者を2名増やした女子はわずかに緩和しました。2回は,前年の倍率が若干上昇したことへの敬遠や受験の短期化,受験校絞り込みの影響があるのか,男子応募者が12%減少。女子は前年3倍を超える倍率でしたが,前年並みでした。倍率は男子は2.7倍で変動ないものの,女子は3.5倍に若干上昇しています。
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成立学園
【動向分析】のべ応募者は若干減ったものの,受験者は前年同数でした。ただ,女子受験者が各回で大幅に減少し,改善していた男女の比率は3:1程度になりました。1回は受験者が1名増えて,合格者が2名減ったため,倍率がやや上昇。2回特待は,受験者が5名減りましたが,合格者が4名減ったため倍率に変動ありません。受験者が4名増えた3回特待は,合格者が5名増えたため倍率が若干下がりました。大学合格実績は上昇傾向にあります。
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青稜
【動向分析】’12年に応募者が11%減となりましたが,’13年には22%増と回復し,今年は総数で2,061→2,113名と3%増です。また受験率が上がり,受験者では8%増で,男女別では男子の4%増に対し女子は20%増で,手続き率も女子の方が高くなっています。高校募集との関係で合格者が絞られ5回の入試すべてで倍率・難易度とも上昇しています。併願者が多いのは高輪,神奈川大附,法政大第二などです。また都立桜修館との併願者が増えているようです。
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創価
【動向分析】前年は,大学合格実績や募集活動への取り組みから,受験者が若干回復していましたが,’13年の大学合格実績が振るわなかったことなどの影響か,応募者が628→516名,受験者が623→512名に減少しました。経済状況などを背景とした,長距離通学への敬遠は依然根強いもようです。入試状況は,例年通り男女合計での発表ですが,合格者は女子の比率が高いようです。合格者は111→114名となり,倍率は5.6→4.5倍へ低下しました。
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【た行】

立川国際中等教育学校
【動向分析】今春1期生が卒業し,東大2名を含め京大,一橋大,東工大の最難関国立4大学に7名の合格者が出ました。都立一貫校10校のなかでは最も国際色豊かな学校で,入試では帰国・外国人枠と一般枠を受検できます。帰国・外国人枠は学芸大国際との競合がありますが,今年の応募者は前年と同じ63名でした。一般枠の応募者は,男子が前年の倍率が上昇したためか1%の微減で,女子は前年の10%減に続き5%減です。少なくとも5名の繰り上げが出ています。
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玉川学園
【動向分析】受験しやすさを考え,午前・午後合わせて合格者を出す1・2回は,前年受験者が大幅に減少していた午前では,受験者が46→48名へわずかに増加しました。しかし,地域的に公立志向が強く,私立中も多いため,午後は113→101名に若干減少。合計の受験者は149名で,合格者は109→138名に大幅に増加し,倍率は1.1倍でした。3回は前年同数の16名が受験し,合格者が3名減って,倍率が大幅に上がっています。4回は6名が受験し2名の合格です。
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多摩大学附属聖ヶ丘
【動向分析】この2年間応募者の減少が続き,前年は1クラス減となりました。危機感を持って広報活動に積極的に取り組み,また前年のMARCH大の合格実績が伸びたこともあり,今年は5回すべての入試で応募者が増え,総数で854→1,034名と21%増,実受験者総数では390→492名と26%増です。受験生の学力層は前年の定員割れもあってやや中位以下の層が増えているようですが,合格者のレベルは変わっていません。繰り上げ合格は出ていません。
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多摩大学目黒
【動向分析】2012年に応募者が56%増,’13年も8%増でしたが,今年は5%減です。前年の難化でチャレンジ層が減り,特進では世田谷学園,成城,山脇学園,国学院久我山など上位校との併願者が増え受験者層が上昇。特進の応募総数は582名,受験は365名,合格が133名で倍率は2.7倍,また進学へのスライド合格が87名でした。進学は2回計で応募者5%減ですが,合格者も減って倍率は変わらず。補欠候補15名中繰り上げは1名。特待入学者は21名です。
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中央大学附属
【動向分析】開校して5回目の入試です。他の付属校と同様この2年間応募者の減少が続き,今年はいくつかの付属校が応募者を回復する中で,8%減と3年連続の減少です。男子が11%減,女子は4%減と男子の減少が目立ちますが,これは上位層が早大学院との競合,中位以下は応募者数を回復してきた法政大や成蹊との競合によるものでしょう。姉妹校の中大横浜とも競合しています。繰上げ合格の人数は非公表です。繰上げの方法や時期の公開を検討中です。
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筑波大学附属
【動向分析】入試日が同じで場所も近い都立小石川と競合しています。応募者は男子が3%減,女子は7%減ですが,欠席者が増加傾向にあり実受験者は男子が198→186名と6%減,女子は203→167名と18%減です。そのため倍率は男子が5.0→4.7倍,女子は5.1→4.2倍と低下しています。補欠候補が男女10名ずつ出ましたが繰り上げ人数は非公表です。合格者で他校進学のあった主な学校は男子が麻布,開成,女子は桜蔭,女子学院,豊島岡女子などです。
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帝京大学
【動向分析】前年の受験者減に加え,国公立63名,早慶上智132名など現役生の大学合格実績の伸張への好感か, のべ応募者が652→823名に増加しました。1回の受験者は27%増加し,合格者を9%増にとどめ,倍率が上昇しています。他校併願者の多い2回は,受験者が大幅に増加しましたが,合格者は前年並みで,倍率は急上昇し3倍に迫っています。3回は女子の受験者が大幅に増え,合格者を5名増加にとどめたため,倍率が3.8→4.3倍に若干上昇しました。
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帝京大学系属帝京
【動向分析】1回は,応募者・受験者ともに減少し,第一志望を考慮して前年同様に不合格者は少なく,倍率に変動はありません。2回は定員減でしたが,複数回受験の優遇制度や他校併願の不合格者の再受験の影響か,受験者が大幅に増加。2回午後・3回も同様の理由で,受験者が20→47名,20→38名に増加しています。ほぼ全員が合格です。のべ受験者が増えていますが,合格者も同程度増えて,全体の倍率は1.1倍のままです。来春,新制服になります。
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帝京八王子
【動向分析】地域的な公立志向の高さのためか,のべ応募者は9%減少しています。ただし,男女別に受験者をみると,男子15%増に対して,女子35%減と男女で異なる動きとなりました。1回Aの受験者は, 男子受験者が大幅に増加し, 女子の減少分を補って,30→39名。合格者は25→35名で倍率が若干低下しています。1回Bは,東京純心の適性型などに流出したのか,受験者が43→34名に減少。2回以降は八王子などへの流出か,小規模な入試でした。
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東海大学付属高輪台
【動向分析】中高大の10年一貫教育を強調し,90%近くが系列大学に進学するため,進学志向の高まりや経済状況による私立離れから受験層が限定されているようで,応募者が327→218→199名と減少しています。1回の受験者は14名減少しましたが,合格者は1名の減少にとどめたため,倍率が下がっています。2回は,前年の女子倍率の大幅な低下への好感で女子は大幅に増えたものの,男子受験者が21名減少。合格者は前年同数で,倍率が緩和しました。
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東京学芸大学附属小金井
【動向分析】併設小学校からの進学者数で定員が変動します。’14年は定員を男子21→22名,女子24→27名と増員したのに対し,応募者は男子で15%,女子で17%減少。人気を増す都立一貫校やプロテスタント校の入試日移動による競合増に加え,前年から受験者数を非公表とした影響もありそうです。実質倍率は不明ですが,難易度は男女とも下がりました。補欠候補は男女各15名でしたが,繰上げ人数は非公表です。’15年春は2科→4科入試に変更する予定です。
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東京学芸大学附属国際中等教育学校
【動向分析】学芸大付属4校で唯一の完全中高一貫校で,帰国生や外国籍の生徒が多い国際色豊かな学校です。昨春1期生が卒業し東大・一橋大・東工大各2名などの実績を出しました。入試は外国語と日本語作文によるA方式と適性検査によるB方式があり,定員は各30名です。応募者は1期生の進路結果を見て予想通り増加。Aが121→133名と10%増,Bは92→112名と22%増で,倍率もAが3.2→3.7倍,Bは2.5→3.1倍と上がり,ともに難易度が上昇しています。
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東京学芸大学附属世田谷
【動向分析】この4年間の応募者の推移は,男子が155→165→135→133名で2年連続の減,女子は229→191→171→130名と3年連続の減で,受験者数では男子12%減,女子35%減です。同じ入試日の公立一貫校,特に場所も近く大学合格実績が好調で人気が上がっている都立桜修館と強い競合関係にありそうです。倍率も男子2.5→2.2倍,女子は2.8→1.7倍と下がり女子はかなり難易度が低下。補欠候補が男子21名,女子20名出ていますが,繰り上げ人数は非公表です。
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東京学芸大学附属竹早
【動向分析】募集人数はその年の併設小学校からの進学数によって上下します。今年の実際の募集人数は男子38名,女子37名です。公立一貫校との競合もあり応募者が減り気味の国立大付属中のなかで前年が9%増,今年も6%増と2年連続の増加です。男子は前年が11%増,今年は微減で2%減に対し,女子は前年が5%増,今年は16%増で女子の増加が目立ちます。倍率は男女とも上昇。男女各15名の補欠候補から男子6名,女子4名が繰り上げになりました。
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東京成徳大学
【動向分析】京大1名,早大6→10名,MARCH105→130名など難関大実績の回復や前年倍率の低下などにも関わらず,経済状況を背景とした受験校絞り込みの影響か,のべ応募者は大幅な減少です。定員を増やした①午前ですが,受験者は大幅に減少しました。第一志望者が多いことを考慮して,前年並みの合格者となったため,倍率が大幅に低下しています。併願の多い①午後は,受験者が若干減少し,合格者は前年並みで,倍率が若干下がっています。
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東京大学教育学部附属中等教育学校
【動向分析】研究と教育のため,一般入試には双生児枠があります。推薦は,前年に受験者が減少して,倍率がやや下がっていた男子が増加し,女子の受験者は前年並みでした。合格者も増えた男子の倍率に変動はなく,女子はわずかに上昇しています。一般は,前年減少していた男子の受験者が反動で大幅に増加。女子は,前年の受験者の減少の反動もあるのか,受験者が増えています。合格者は男女ともほぼ前年と同数で,倍率が上昇しています。
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東京電機大学
【動向分析】理系の高い就職率や好調な大学実績の影響で,前年の受験者が大幅に増え,多くの回で倍率が2倍を超えたことが敬遠されたのか,今年はのべ応募者が12%,受験者が20%減少しました。第一志望の多い1回午前の受験者は前年同数でした。合格者を22%増やしたため,倍率は低下しています。1回午後は,中央線沿線の競合校へ流出したのか,受験者が15%減少。合格者を増やし,倍率が下がりました。全体の倍率では男子2.0倍,女子1.3倍でした。
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東京都市大学等々力
【動向分析】今年は特進3回を廃止し帰国入試を新設しました。共学化以来応募者増が続きましたが,今年は総数で4,103→2,567名と37%の大幅減です。これは特進の入試回を減らしたのが主な要因で,チャレンジ層が大きく減っています。難易度は合格者を応募減ほど絞らなかったためボーダー付近で緩和しました。帰国入試は応募41名,合格34名でした。2015年入試では中学の定員を40名増員しグローバル・リーダーズ・クラスを帰国生,一般生各20名で新設します。
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東京農業大学第一
【動向分析】前年の応募者は総数で9%増でしたが,今年は1%減でほぼ前年並みです。しかし男女別では男子が6%減,女子は6%増と男女で異なる応募動向です。男子の減少は前年18%増の反動もあるでしょうが,1回の減少が14%と大きく,ともに2月1日の午後入試で場所も近い東京都市大付との競合の可能性が高そうです。倍率は1回・3回がやや下がり,2回はやや上がっていますが,難易度は変化なし。繰り上げ合格が約10名。東大合格者が2名出ました。
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東洋大学京北
【動向分析】大きな学校改革が進行中で2015年には新校地で共学化され,校名も東洋大京北中と変更予定の注目校です。すでに前倒しで新カリキュラムが導入され,共学進学校への歩みが始まっています。定員を90→120名に増員し,試験回は5回→4回と減らしましたが,改革への期待感が大きく,応募総数は232→357名と53%増,受験者総数は87→163名と87%増です。公立一貫校との併願者が1→15名に増えるなど,受験生の学力レベルも上昇しています。
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【な行】

日本工業大学駒場
【動向分析】日本工業大学の付属校ですが,高校は普通科と工業系学科を併設し他大学進学に力を入れています。ここ数年応募者の減少が続き,今年は応募総数で338→318名と6 % 減,受験総数では191→171名と10%減です。入学レベルを維持するため合格者を絞っているので,各回とも倍率はわずかに上昇していますが,入学者は59→45名と減っています。今年は芝浦工大付や日大系などの併願者が増えているようです。補欠候補1名は繰り上がりませんでした。
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日本大学第一
【動向分析】1回は,獨協や日大豊山へ流出があったのか,男子の受験者が減少しましたが,女子の受験者が増加して,合計では前年同数の受験者になりました。合格者を若干増やしたため,倍率は若干低下しています。名称変更による難化イメージのためか,前年に受験者が大幅に減少した2/5の特別選抜は,倍率が1.3倍まで低下していた反動か,受験者が40→54名に増加しました。手続き率が高かったため合格者を絞り,倍率は1.9倍に上昇しました。
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日本大学第二
【動向分析】共学校ですが男女別の合否判定です。応募者は少しずつ減っていましたが,今年の応募者は2回計で男子4%増,女子は22%減と,女子の減少が目立ちます。女子の減少は,この3月から始まった新校舎建設工事への敬遠,大妻中野など進学校系女子校への流出,遠方からの受験者減などの複合的要因でしょう。倍率は男子も1回は合格者を増やして低下しましたが,女子は1回,2回とも下がり,難易度もかなり低下。繰り上げは男子18名,女子14名です。
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日本大学第三
【動向分析】入試は2月1日と2日の午前の2回です。多摩地区では応募者減の学校が多い中で,数少ない応募者増の学校です。応募者は2013年の5%増に続いて,今年も2%増でした。ただし1回の男子合格者を増やしたので,2回は欠席が増え受験総数は5%減です。また応募者で男子は8%増ですが,女子は8%減で周辺の学校と同様に女子の減少が目立ちます。倍率は男子の1回が1.6→1.2倍,2回も1.7→1.4倍と下がりました。女子は1・2回とも前年並みです。
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【は行】

白?高等学校附属
【動向分析】東京初の公立一貫校として2005年に開校し,1期生の大学合格実績が躍進して注目されました。今年卒業した4期生までの東大合格者は5→3→5→5名です。入試に特別枠があり,Aが英検・数検・漢検の資格者対象,Bは邦楽などの伝統文化に関するもので,今年の特別枠の応募者はAが3名,Bが7名増加。一般枠は前年の増加の反動か,男子518→479名と8%減,女子724→627名と13%減でした。繰り上げは少なくとも女子で4名出ています。
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八王子学園八王子
【動向分析】30人学級を目指して募集定員を120→105名とし,特待の選抜を2/2のみにしました。特待を中心に,のべ応募者が19%増えました。1回午前の受験者は,男子が55%増え,女子は,周辺の女子校へ流れたのか,36%の減少でした。合格者も大幅に増え,倍率は大きく低下。午後も同様の傾向でしたが,合格者も同程度の増加だったため,倍率に変動はありません。特待は,併願者を中心に128名が受験し,特待合格36名,スライド合格77名でした。
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広尾学園
【動向分析】共学化以来応募者が急増しましたが,前年は2%増,今年は1%増と落ち着いてきました。ただし男女で差があり,男子7%減,女子10%増です。また2回,3回で選抜されるインターナショナルSGクラスは人気が高く,2回合わせて倍率7.2倍,また2日午後の医進・サイエンス回もあい変わらずの人気です。受験生のレベルがわずかに上がり,今年は近くの芝が増え,また少数ながら麻布,女子学院との併願者もいました。繰り上げが数名出たようです。
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富士高等学校附属
【動向分析】開校して5年目の併設型中高一貫校です。開校初年度の応募者は都内公立一貫校としては例外的に少ない451名でしたが,校長が替わって一貫教育体制の整備が急速に進み,2年目から応募者が増加に転じ,この4年間で323名(72% )も増えましたが,さすがに今年は男子が356→331名と7%減,女子は418→351名と16%減です。倍率も男子が5.5→5.3倍とわずかに低下,女子は6.2→5.1倍に低下しました。繰り上げは少なくとも女子で6名出ています。
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文教大学付属
【動向分析】2年前からの学校改革が本格化。学内学習塾などきめ細やかな学習指導に加え,教室や図書室・実験室・ホールを含めた新校舎完成への期待もあり,のべ応募者が1,103→1,411名へ大幅に増加しました。受験者が44%増えた1回は,合格者も同程度増え,倍率に変動ありません。2回の受験者は若干増加しましたが,合格者を絞り込んだため,倍率・難易度ともに上昇しました。日本大学や青稜などに加え,新設校の市立川崎の併願者も目立ったようです。
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法政大学
【動向分析】ここ1・2年応募者の減少が続きましたが,今年は応募総数が22%増,受験総数では16%増と回復しました。東京西部の大学付属校は早実,明大明治,明大中野,中央大附と軒並み応募者減で,そこから回ってきた可能性がありそうです。繰り上げは前年より1名多い52名で,特に男子は明大系の2校との競合によって繰り上げが多くなっています。繰り上げを含めた倍率は1回が2.6→3.3倍,2回は3.1→3.3倍,3回は4.0→4.6倍とすべての回で上昇。
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宝仙学園
【動向分析】昨春卒業の中高一貫1期生が,筑波大1名,早慶上智理科大28名など難関大合格実績を出したため,説明会は盛況で,大幅な応募者増が予想されましたが,前年倍率上昇への敬遠もあったのか,のべ応募者・受験者は若干の増加でした。2/4に適性検査型の特待生と選抜クラス向け入試を新設。158名が受験して71名が合格しています。このため定員減になった①午前は,受験者が大幅に減少し,合格者を大幅に増やしたため,倍率が大きく低下しました。
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【ま行】

三鷹中等教育学校
【動向分析】開校5年目を迎えた中等教育型の都立中高一貫校で,2012年9月には新校舎が完成しました。サッカー,ラグビー,陸上など運動系の部活動が盛んで,そのためか男子の方に人気が高いようです。公立一貫校には珍しく,開校以来4年間応募者が増え続けていました。今年の応募者は男子が微増で,女子は9%減,男女計では4%減です。倍率は男子が6.7→7.4倍に上がり,女子は7.2→5.8倍と下がっています。繰り上げは少なくとも女子から13名以上出ています。
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南多摩中等教育学校
【動向分析】開校して5年目を迎えました。公立志向が強い地域性もあり,開校以来1,000名台の応募者を集めています。今年は男子が523→448名と14%減,女子は656→559名と15%減です。応募者の減少は人気が下がったためではなく,「記念受検」が年々減少し続けて受検者層が絞られてきている結果で,難易度は変わっていません。私立併願者は少数ですが,豊島岡女子に合格して南多摩に入学の受検生もいたそうです。町田地域では都立桜修館と競合しています。
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明星学園
【動向分析】小中高12年一貫教育で,教師作成の教科書や教材による学習などの特色があり,第一志望者の受験が多いようです。前年設置の適性を廃止しました。Aの受験者は59→45名に減少し,合格者が大幅に絞り込まれ,倍率が上昇しています。Bは,2→4科に変更したためか,受験者が23→7名と大幅に減少,ほぼ全員が合格。Cは定員を増やし,19→24名に受験者が増加し,合格者も10→17名に増やしたため,倍率が1.9→1.4倍に緩和しています。
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武蔵高等学校附属
【動向分析】多摩地区の公立一貫校で最も難易度が高く,全域から受検生を集めていますが,今年の応募者は男子が16%減,女子は30%の大幅減です。武蔵が小中高一貫教育校の設置校とされたため,不安を感じた受検生が他の公立一貫校に回ったようです。難易度は,男子が前年並みですが,女子は倍率が下がってやや緩和しているようです。なお今春中学の1期生が卒業し東大・京大・一橋大・東工大の最難関国立4大学に12名の合格者を出しています。
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明治学院
【動向分析】2/1①の定員を引き続き増やしました。①の受験者は,前年倍率が若干下がった男子は前年並み,倍率が上昇していた女子は減少。定員増のため,合格者は男女それぞれ増えて,男子の倍率は2.3→2倍,女子は3.1→2.3倍です。定員減の2回は,男子受験者が若干減少し,合格者も同程度減少して倍率に変動ありません。女子の受験者は減少し,合格者が大幅に増えて,倍率は2.7→1.9倍に低下しました。男子9名,女子6名が繰り上がりました。
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明治大学付属中野八王子
【動向分析】公立人気が高い地域で,MARCH志望の受験生を明大中野・明大明治・立教新座など他の付属校と競っており,受験層が絞り込まれてきているようです。女子の平均点がほとんどの科目で男子を上回っており,女子全体の受験層が上がっています。総受験者を男女別に見ると,男子は28名増え,女子は38名減りました。合否は男女同一基準で判定されますが,基礎的な問題が合否を分けたもようです。追加合格は出ていないようです。
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明治大学付属明治
【動向分析】ここ数年付属校の応募者減が目立つ中で,本校は比較的応募者の減少が少なく,特に女子は増加して難易度も上がっていました。しかし今年は応募総数が男子15%減,女子3%減,男女計では10%減となりました。1回の男子の減少は本郷など進学校系との競合,2回は入試日を移動した青山学院や公立一貫校との競合があったようです。’14年4月より南武線矢野口駅からのスクールバスが新設され,川崎・横浜方面の受験生の増加が予想されます。
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明星
【動向分析】募集定員を120→100に減らしました。のべ応募者は大幅に減りましたが,のべ受験者は134→127→119名と推移しており,微減が続いているようです。ただし男女別では隔年の動きをみせていて,前年は男子が減り,女子が増えましたが,今春は男子が65→77名に増え,女子が62→42名に減りました。1回の受験者は85→83名で,合格者が6名減って,倍率がわずかに上昇。2回の受験者は21→23名に増え,合格者は11→15名で,倍率が下がっています。
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目黒学院
【動向分析】共学化して4年目の学校ですが,ラグビーなどの男っぽいスポーツが盛んで男子校のイメージが強いためか,共学化による人気上昇が見られず,応募総数は4年間の推移が,390→261→139→107名と3年連続の減少です。2014年入試で特待入試を新設し7回の入試になり,その中で特別募集として1回・5回で適性検査入試,1回で英語入試,数学入試を行っていて,1回の特別募集だけ応募者が増加しています。107名の応募者のうち女子は15名でした。
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目白研心
【動向分析】2/1・2の午前が特進・選抜で,午後は国算・算理・国社いずれか2科選択の特待入試になりました。2/3にスーパーイングリッシュコースを見越した国英2科の特別入試を新設しました。特進・選抜①は,総受験者が2名減少し,合格者が4名減って,倍率がわずかに上昇。2/1午後の特待は,特進へのスライド合格が設定されたため,52名が受験し,特待合格17名,特進へのスライド合格が17名でした。追加合格が男子5名,女子17名出ています。
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【や行】

安田学園
【動向分析】共学化,進学校化,新制服などを熱心に伝えた説明会の影響か,総受験者が455→1014名と大幅に増加しました。入学金・授業料など6年間免除の特待合格がある先進1回は,適性検査型が都立一貫との併願が多いのか,313名が受験。正規合格は24名で,スライド合格が102名です。午後は215名が受験し,正規合格が25名,スライド合格が87名でした。一般1回は138名が受験。共学化への好感か,男子も増加しています。76名が合格しています。
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【ら行】

立正大学付属立正
【動向分析】西馬込の新キャンパス・新制服などへの好感で前年の受験者が増えていた反動や文教大への流出があったのか,のべ応募者が28%減少しました。1回は受験者が28%減少し,合格者は17%の減少だったため,倍率は若干下がっています。1回午後は受験者が21%減少し,合格者も同程度減少し,倍率・難易度に変動ありません。特待選抜の3回は受験者が29%の大幅な減少でしたが,合格者は前年同数だったため,倍率が5.0→3.6倍に低下しています。
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両国高等学校附属
【動向分析】応募者は,男子が14%増,女子が9%増,合計で11%増でした。ほとんどの都立がチャレンジ層中心に応募者を減らしている中,増えた理由は,①東大や一橋大など国公立大中心にさらに伸長した大学合格実績,②都立一貫校受検対策塾が近くに増えたこと,③近隣の安田学園が共学化し, 授業料免除の特待を適性検査型(56→318名に激増)で2/1に受検できたこと,が考えられます。繰り上げは非公表ですが,少なくとも男子5名,女子6名出ています。
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【わ行】

和光
【動向分析】応募者・受験者の男女別総数は一昨年から100・76名→171・130名→106・81名と変化。前年は高校の在校生がバレエ国際大会で優勝しメディアに露出した影響で,応募者・受験者が大幅に増え,各回の倍率も大幅に上昇しましたが,今年は一昨年並みに戻りました。倍率は,受験者が40%減少したにもかかわらず前年並みの合格を出した1回で2.1→1.6倍に下がっています。2回目以降は,一昨年と変わらない小規模な入試になっています。
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早稲田大学系属早稲田実業学校
【動向分析】併設小からの内進生数で募集定員が変動しますが,’14年は男女で前年と同数になりました。一般の応募者は男子19%,女子22%減少。男子は前年易化となった早大学院に回ったと見られ,女子は前年の大幅な倍率上昇が敬遠されたようです。男女とも合格者を増やしたため,男子は倍率が下がり,女子は大幅に低下。それぞれ難易度が下がりました。追加合格者は’12年に女子2名出ていますが,’13年・’14年は該当なしでした。
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