
2014年度 中学入試動向分析 茨城
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- 茨城
- 【動向分析】震災の影響で経済状況が悪化していた沿岸部も徐々に回復している模様で,1回応募者は前年同数の336名,受験者も332名と前年並み。合格者も225→226名で倍率1.5倍と変動ありません。前年,手続き率を考慮して合格者を絞った2回は,ボーダーラインや倍率の上昇が敬遠されたのか,応募者が99→82名,受験者が95→79名と減少しました。合格者は34→36名と前年を上回ったため,倍率が2.8→2.2倍と一昨年並みに戻りました。
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- 江戸川学園取手
- 【動向分析】東大合格者が8→11→13名と増え,国公立大医学部の実績も好調で,3回の入試の応募者計が前年の4%増に続き8%増です。男女別には男子が前年の8%増に続き今年は9%増,女子は前年は1%減でしたが今年は7%増です。合格者も増やしているので倍率,難易度とも前年並みでした。受験生は広範囲から集まっていて,県内が3割で地元周辺の他,日立や水戸方面からも受験しています。県外では埼玉が減っていますが,千葉が6割,都内他が1割です。
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- 常総学院
- 【動向分析】2年連続で東大,さらに京大,東工大合格者が出て,早慶上智も19→41名と難関大合格実績が伸長。しかし,適性検査型を新設した土浦日大や柏会場の入試廃止の影響か,のべ応募者・受験者は20%減少しました。推薦・専願は,3名減の受験者で前年並み,前年同数の70名の合格者です。1回は県外の受験者が大幅に減ったもようで,受験者が22%減少しました。合格者も同程度減少しています。いずれも,倍率・難易度に変動はありません。
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- 聖徳大学附属取手聖徳女子
- 【動向分析】推薦・専願の受験者が27→32→25と一昨年並みになりました。専願よりも,並木,茗溪,江戸川取手,常総学院,芝浦工大柏などとの併願受験者が増えているもようで,のべ一般応募者は205→240名と17%増えています。推薦・専願は受験者の減少以上に合格を絞り込んだため倍率が1.5倍に上昇。1回は合格者増が受験者増を下回ったため,わずかに倍率が上がっています。2・3回は受験者の増加以上に合格者が増えたため,倍率はともに若干低下。
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- 土浦日本大学中等教育学校
- 【動向分析】県立入試前の1/6午後に適性検査型のSAT入試を新設しました。県立並木などとの併願者が増えたもようで,126名の応募があり,全員受験して,倍率は1.3倍でした。広報担当者を増やし,募集活動に注力した影響か,推薦の受験者が2名,1回では24名増えています。県外からの受験などで守谷会場の受験者が前年を上回ったようです。倍率は,不合格者が出た推薦でわずかに上昇,合格者を前年同数にとどめた1回は上昇しています。
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- 茗溪学園
- 【動向分析】推薦入試は,女子は前年並みで,男子は引き続き増加。合格者を若干絞ったため,倍率がやや上昇しました。一般の受験者は,興味深い教育内容・方法がメディアで放送された影響もあるのか,①は16%増,②は56%増で,倍率・難易度ともに上昇しています。②は,①で多くの手続き者が出たためか,合格者が絞られ,4.4倍の厳しい入試となりました。新設の日本語エッセイは48名が受験して16名が合格。今春の東大合格は2→5名に増えています。
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