イベント開催報告

長尾素子先生 教育講演会

2015年6月6日(土)御茶ノ水 中央大学駿河台記念館
2015年6月13日(土)市進予備校 柏校

~市進教育グループ50周年記念講演会~ 長尾 素子 先生 教育講演会
講演会の様子

英語を「聞く、話す」という日本人に苦手とされる分野について
向上のためには何を理解することが必要か、ということをテーマにお話しいただきました。

日本人は英語を「書くこと」「読むこと」には非常に長けている。
しかし、外国人から英語で道を聞かれたときなど、頭で整理し、うまく英語で説明しようとするあまり言葉が出てこないことが多いのではないか。
もちろん、聞くことや話すことに慣れていないという原因も考えられるが、本当にそれだけなのか?視点を変えてみると、「わからなくても、どうどうと対応する」というコミュニケーションにおける問題点が大きいのではないだろうか。
という冒頭のお話しでした。

会話において、自分の意図が相手に伝わる要因として、「視覚(相手の動作や表情)55%」「聴覚(声のトーン)38%」「言語7%」とコミュニケーションにおいて言語の占める割合は、さほど大きくないとのことです。
「間違えることを恐れず、相手に何とか伝えるという意志が大事なのです。」「発音が正確ではない「ジャパニーズイングリッシュ」でも恐れる必要はないのです。」と長尾先生はわかりやすく力説されました。

講演会の様子
最後に、先生のお話のまとめから一部をご紹介します。

①ジャパニーズイングリッシュは多様な英語のひとつの形
 =国際英語論(World Englishes)

②英語はコミュニケーションの多様なチャンネルのひとつ
 =メラビアンの法則(言語が伝えるメッセージはコミュニケーション全体の7%に過ぎない)

③コミュニケーション力は経験の場を通して育まれていくもの
④外国語として学ぶ覚悟=間違っても当たり前

世界には様々な言語が存在します。英語だけで考えても、オーストラリア英語、イギリス英語、アメリカ英語など様々です。日本人の話す「ジャパニーズイングリッシュ」も英語の様々な形として考えられるとのことです。

多くの学校では「書くこと」「読むこと」を中心に英語教育を行っているため、この2つに関して高い能力を日本人は持っているのだから、自信を持ってコミュニケーションをすればよいという、勇気が湧き出てくるお話でした。

長尾先生、お忙しいところ貴重な講演をありがとうございました!

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