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令和4年度 千葉県公立高等学校入学者選抜 学力検査問題 【講評】
《国語》
大問七題の体裁・出題内容・難易度ともに昨年とほぼ同等。読解記述は短くなったが、穴埋めの記述問題が増え、却って文脈を慎重に押さえる必要が生じた。また微妙な選択肢もミスを誘った。
一、聞き取り問題…テレビ番組を見た一人がもう一人に伝えるという設定で、表現の工夫に関わる良質の内容である。
二・三、漢字…読み「陶冶」、書き「旧態(依然)」が難しい。
四、説明的文章…読みやすいが答えにくい。特に⑷の、別に引用された文章での読解記述問題は、条件や前後の言葉からの制約が多く、短い記述の組み合わせながら苦戦したはずだ。
五、文学的文章…登場人物四人の心情をくみ取り、場面をイメージして解答する。⑵の抜き出し問題は、傍線部をよく吟味して絞り込む。
六、古文…ものぐさ太郎。古文読解の基本的な力が問われた。⑸『論語』と重ねてまとめる設問は、慣用句を選んで記述する複合問題。
七、二百字作文…二人の意見から、大人とはどういう人か、考えをまとめる。テーマも身近で条件もわかりやすく、しっかり書けたと思う。
《数学》
前期・後期の2回入試が廃止され、1回型の入試に変更された2年目。問題構成が、昨年度の大問5題から大問4題に大きく変わった。形式、配点が変わり、平均点は下がると予想される。
大問1は数と式の計算。2次方程式では解の公式を利用する問題が出題された。
昨年度の大問1「数と式の計算」と大問2「小問集合」とが大問1に統合され、55点配点が51点になった。その分応用問題の配点が高くなった。また、2021年度から新学習指導要領に加えられた「四分位範囲」と「箱ひげ図」が初めて出題された。
大問2は座標平面と図形。(3)は傾いた長方形の対角線の式を求める問題で、かなりの多くの手順を必要とし、正答率は相当低いものと予想される。
大問3は平面図形。証明は、途中まで穴埋めで、続きを書かせる形式から、穴埋めの代わりに方針を答えさせ、証明をすべて書かせる形式に変わった。(2)は、三角形と四角形の面積比を求める問題。自分で図を書き直し、さまざまな図形の性質を組み合わせて考える必要があり、これも正答率はかなり低いものと予想される。
大問4は題意を読み取り、思考し、判断し、表現する力を問う問題。会話文を読ませて、方針を与えながら思考させる形式で、記述は、解き方の説明ではなく、グラフを書かせる問題であった。
内容に大きな変化があったわけではないが、形式が変わったことで戸惑った受験生が多かったと思われる。落ちついて取り組むことができたかが勝負の分かれ目になりそうだ。
《英語》
問題の構成および設問数(リスニングの配点含む)は、昨年および2020年度までの前期選抜を踏襲している。難易度は昨年とほぼ同程度と思われる。
昨年と同じく、大問6の英作に4コマイラストで、登場人物の発言を考えさせる英作文が出題。行き先の道を聞く内容で「25語程度」という語数指定のなかで、「道を教えてください」という内容だけでは単語数が余るため、相手に話しかける文を加えるなどひと工夫が必要だ。大問7⑴④、⑵①は、英文の内容を理解し、英単語を思考して記述する問題になっている。さらに大問9⑷では、電話の会話の内容を理解したうえで、適切な会話の英作文となっている。これからも、このような英語の活用力に重点が置かれた設問が増加すると考えられる。
《理科》
2021年度より入試が一本化されたが、昨年に引き続き問題の構成は,以前の前期選抜と同様である。大問1が基礎的・基本的な知識を問う小問集合、大問2~9は物理、化学、地学、生物の各分野から2題ずつ、全学年の学習事項からバランスよく出題されていた。
昨年の入試と比べ、作図は1題減って2題になったが、文章記述の問題や計算を要する問題が増え、記号選択が減った。難易度は、同等と思われ、昨年と同様に突出して難易度が高い問題はなく、各分野の基本的な事柄がまんべんなく身についていれば、高得点を狙える出題といえるだろう。
やや難易度が高かったのは、大問4(3)の空気の断面図を読みとって、温暖前線と寒冷前線を天気図上に作図する問題、(4)の空気中の水蒸気の減少の割合を計算する問い、大問6(4)の「調べたこと」のグラフをから読みとって半年後の地球と金星・火星の位置関係を求め,地球からの見え方を考える問い、大問7(4)のレール上の木片の移動距離を求める問いなどであった。このうち,大問4(3)、大問6(4)、大問7(4)は、問題中に示されたデータなどを読みとって答えを求めるという思考力を問われるものであった。
【この一問】
大問4(3)
《社会》
大問は7題。小問数は,記述3問をふくむ32問。前年度までと同じ形式で、今後もこの形が続いていくと思われる。内容はほとんどが基本的なものだった。
大問1は、2020年度までは、千葉県に関するリード文であったが、2021年度から、社会的な事象に関するリード文(今年は国の豊かさ)となっている。
大問2・3が地理的分野。この分野からは「モノカルチャー経済」の問題点を記述させる設問が出題された。大問4・5が歴史分野で,サンフランシスコ平和条約と日本の独立が記述問題で出題された。公民分野からは、大問6の経済活動、大問7の政治と選挙(一票の格差について記述問題あり)、大問8のSDGs(持続可能な開発目標)が出題された。選挙やSDGsのように、現代的社会への関心を意識した出題となっている。
この一題 3題出題された記述問題を紹介
大問3
大問5
大問7
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