市進受験情報ナビ
夏の特集~夏の学習法・学校見学など~


高校入試の情報
2014年国立私立公立高校入試変更点
受験生必見!学校説明会レポート
都県別併願作戦と入試の実際
試験日 難易度 偏差値 私立・国立 偏差値一覧
人気の高校は?公立高校倍率一覧
公立入試平均点/国私立入試最低点
高校入試の状況と2013年動向
東京/神奈川/埼玉/千葉/茨城/高校別入試動向
大学合格実績
東京/神奈川/埼玉/千葉/茨城 都立県立高校入試問題分析
東京/神奈川/埼玉/千葉/茨城 都立県立高校入試システム/入試制度面接のある学校と面接の様子

高校生活に関する情報
高校別 部活一覧
高校別 学費一覧
高校マップ 所在地 路線 乗り換え 地図


▼中学入試・小学校入試情報へ
中学受験ナビ 桐杏学園

▼市進教育グループの個別指導
一人と向き合いじっくり伸ばす個太郎塾

▼茨城の中高受験指導は
市進教育グループ茨進

▼大学受験対策の映像授業は
市進ウイングネット

▼学校の先生へ
キャリア教育講座みらい
ジャパンライム 市進研修サービス

▼中学生の皆さん 企業や一般の方へ
つばさクラブ





facebook市進学校情報 市進学校情報へ

高校に通うためにかかる費用について

●千葉県内の受験生の場合

当サイトをご覧いただく方の多くは公立の中学校に通っていることと思います。中学までは義務教育で学校も家から近く,「お金」については保護者の方が考えていらっしゃるので,受験生自身が「学費」のことを考えたことはあまりないでしょう。しかし,高校ではさまざまな費用が必要です。ここで保護者の方と一緒に考えてみましょう。

イラスト

千葉県立高諸費用の一般的な金額

千葉県立高校(全日制)の場合,入学料は5650円(2014年度)と定められています。入学時には,入学料のほかに生徒会やPTAなどの諸会費,副教材,積立金の一部などを含めて2万~7万円程度納入するのが一般的です。これらを含めて1年次に納入する金額の合計は,平均で15万~20万円程度となります。ただし,そのほかに教科書や体操着,学校によっては制服,上履き,体育館履き,白衣,水着,柔道着,剣道用具などの費用も必要となります。

なお,授業料は年間11万8800円(2014年度)です。2010~2013年入学生は完全無償化されていましたが,2014年入学生より年収910万円を超える家庭は授業料を負担するように変更されました。また,年収250万円未満の家庭を対象にした約3万~13万円の奨学給付金(返済不要)が新設されています。

国立高校の入学料は5万6400円(2014年度)と県立高校に比べ高めになっています。年間授業料は11万5200円(2014年度)ですが,高校を通して申請する「就学支援金」の制度により,2010年度からは実質的に無償となっています。ただし,2014年からは年収の制限が設けられ,910万円までの家庭が無償の対象になりました。また,年収250万円未満の家庭を対象にした約3万~13万円の奨学給付金(返済不要)が新設されています。PTA会費や行事費,修学旅行の積立金なども含めると,1年次で納入する金額の合計は20万~40万円程度となるようです。

私立高校の場合,平均的な入学金は25万円前後です。同時に施設・設備費や生徒会などの諸会費を納める学校も多く,さらに授業料の一部を納入するケースもあり,入学手続き時の納入金としては10万円台~90万円程度と,各校で大きな差が出てきます。1年次で納める学費の合計(初年度納付金)も60万円台~140万円程度と差がありますが,100万円前後の学校が多いようです。ただし,この金額は公表されている分のみです(制服代や教材費などが含まれていない学校もあります)。学校によっては別途納入金が必要となる場合もあるため,事前に調べておくとよいでしょう。また,学債や寄付金を納める場合(多くは任意)もあり,国・公立高校に比べて高額になりますので注意が必要です。

【千葉/近県】私立高校の学費一覧はこちら

なお授業料については,高校を通じて申請する「就学支援金」制度により,2010年度から世帯所得に応じて約12~24万円を減額。2014年からは減額の最大が約30万円に拡大された一方,年収910万円を超える家庭への減額が廃止されました。また,年収250万円までの家庭には返済不要な約4万~14万円の奨学金が支給されるようになりました。これとは別に都県などで,経済的に学費納入が困難な場合を含めて支援する制度もあり,千葉県では年間所得などに応じて授業料の3分の2~全額(2014年度)が減免されます。詳しくは中学の先生に相談するとよいでしょう。

学費の納入時期について特に気をつけたいのは,公立第一志望の受験生が私立を併願する場合です。私立の入試・合格発表は公立よりも早い時期から行われ,原則として合格発表後すぐに入学手続きをしなければなりません。ただし,多くの学校では,公立併願者に対して,「入学手続時納入金の一部(学校によっては全額)延納」の措置をとっており,公立に合格・進学する場合は残額を納めなくて済むようにしています。また,手続き時に全額を納入し,入学を辞退する場合には納入金の一部または全部を返還する学校も多数あります。いずれの場合も,納入しなければならない金額は学校によって異なりますから,事前によく調べておきましょう。