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市進の「2015年入試用 神奈川・近県 高校受験ガイド」には、
高校入試結果分析(入試メモ)のほか学校紹介、偏差値(合格のめやす)・実質倍率・合格最低点・大学合格実績・併願校の例など詳しい学校情報を掲載しています。
【あ行】
- 麻布大学附属
- 2014年から校名が麻布大学附属渕野辺→麻布大学附属に変更になり,体育系コースの募集を中止しました。推薦は,内申基準を大幅に下げたためか,応募者が男子で22 名(36→58名),女子は9名(54→63名)増えました。受験者の全員が合格しています。一般も,推薦同様の要因からか, 男子の応募者がほぼ倍増し,女子も47%の応募者増となりました。受験者の全員が合格しています。
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【か行】
- 鎌倉学園
- 2014年のA方式は,前年春の私立難関校を中心とした大学合格実績伸長への好感に加えて,確実に私立校を押さえ,神奈川県内の公立上位校に挑戦という志願者が増えたためか,応募者が11%増加しました。全員が合格しています。B方式は,近年の高倍率傾向に対する敬遠のためか,応募者が16名(76→60名) 減少しました。合格者をほぼ前年並みに出したため,倍率は低下しています。
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- 鎌倉女子大学
- 2014年の推薦は,強まる公立志向の影響か,応募者が6名(98→92名)減りました。一般は,神奈川公立の入試制度変更2年目による落ち着きから受験者が併願校数を減らした影響や,受験生の一部が基準の運用を緩和した競合校へ回ったためか,応募者が18%減少。オープンは応募者が1名(8→9名)増えました。推薦・オープンは受験者の全員が,一般もほぼ全員が合格しています。
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- 北鎌倉女子学園
- 普通科の推薦応募者は,特進コースで3名(10→ 7名)減少しましたが,基準を弾力的に運用した影響か普通コースは16名(19→35名)増加。全員が合格しています。一般の応募者は,普通コースは前年と同数でしたが,特進コースは5名(28→23名)減少。普通コースは全員が合格し,特進コースの倍率も変動ありません。オープンには全体で43名, 書類選考には53名の応募がありました。
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- 鵠沼
- 推薦は,制服変更への好感などの影響か,応募者が11名(35→46名)増加。全員が合格しています。一般は, 内申基準を上げたことに加えて,競合校が第一次入学手続き金を廃止した影響か,応募者が27%減少しました。受験者のほぼ全員が合格しています。オープン1・2回あわせた応募者は3名(60→63名)増加しました。1回の倍率が大幅に低下し,2回の倍率が大幅に上昇しています。
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- 慶應義塾
- 2014年の推薦は前年倍率上昇への敬遠からか応募者が11%減少。合格者を前年とほぼ同数とし倍率がやや低下。一般は前年倍率上昇への敬遠はありましたが, 交通の利便性が浸透したからか4%の応募者減にとどまりました。合格者は前年並みとしたため倍率がわずかに下がっています。110名発表された補欠の繰り上がりは出なかったもようです。中上位層が増えたため難易度がやや上昇しています。
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- 向上
- 2014年の推薦は,神奈川公立の入試一本化2年目で,入試制度変更に不安感を持つ受験生が減ってきたためか,各コースあわせた応募者が160→136名と減少し,前々年並みに戻りました。全員が合格しています。しかし,一般は, チャレンジスライド制度や,入試の開始時刻を遅らせるオフ・ピーク制度導入への好感か,全体の応募者が4%増加しました。受験者のほぼ全員が合格しています。
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- 光明学園相模原
- 推薦は,広報を充実させたことに加え,部活関連の志願が増えた影響か,各コースあわせた応募者が12%増え,受験者全員が合格しています。一般は,広報強化の影響が,神奈川公立の入試制度変更2年目で各公立校の合格の可能性が少しずつ明らかになってきた応募者減少要因と相殺されたのか,全体の応募者は前年並みに。ほぼ全員が合格しています。オープンには8名の応募がありました。
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【さ行】
- 相模女子大学
- 2014年の推薦応募者は,内申基準の運用を緩和したためか,特進コースで2名(7→9名),進学コースで17名(88→105名)増加しました。全員が合格しています。一般は,基準を下げた影響か,応募者が特進コースで7名(67→74名),進学コースで41%増加。進学コースは受験者全員が合格しましたが,受験者増以上に合格者を増やした特進コースの倍率がやや低下。スライドがあります。
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- 湘南工科大学附属
- 推薦は,各コースあわせた応募者がほぼ前年並みに落ち着き,全員が合格しました。一般は,入学一次手続き金を廃止した影響に加えて,書類選考を導入したためか, 全体の応募者が72%増加しました。受験者の全員が合格しています。オープンも入学一次手続き金廃止への好感か,応募者が19名(102→121名)増加。一般合格者増の影響で合格者を絞ったため,全体の倍率が上昇しました。
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- 相洋
- 2014年の推薦は,広報を充実させたことに加え, 面倒見の良い指導体制への好感か,全体の応募者が26名(93→119名)増加しました。受験者全員が合格しています。一般は,推薦同様の要因が,神奈川公立の入試一本化2年目で入試制度変更に不安感を持つ受験生が減ってきたことと相殺されたのか,各コースあわせた応募者は前年並みに。受験者の全員が合格しています。
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【た行】
- 立花学園
- 特進・進学・総進の3コース制です。2013年は公立入試一本化の影響で応募者増を予想し特進と総進の基準を上げましたが,推薦16%増,一般84%増となり入学者が超過。2014年はさらに総進の基準を上げて,応募者は推薦が185→152名と18%減,一般は1,752→1,590名で9%減ですが, 基準を上げた総進は705→719名と逆に増加。ほとんどが併願優遇受験者のため不合格者は3名でした。
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- 中央大学附属横浜
- 2014年より共学化で応募者が急増しました。推薦は22→58(男子17,女子41)名,一般は5科の併願入試が216→374(男子115, 女子259)名,3科のオープン入試は62→529( 男子303, 女子226)名に増加。併願では300点未満(500点満点)の12名が不合格。オープン入試は前年と同数の合格者しか出さず,12.5倍という高倍率に。併願校は横浜翠嵐,川和,慶應,中大附,法政二などでした。
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- 鶴見大学附属
- 2013年は定員減のため,応募者が推薦76%減, 一般51%減となりましたが,2014年は定員を20名増員し,内申基準を緩和。推薦は定員10名減ですが,新たに書類選考を20名で新設し,一般入試では学科試験を2回に増設。その結果応募者は推薦が12→18名,一般(A)は117→156名と33% 増,新設の書類選考は97名でした。推薦は全員合格,一般は併願優遇受験者が多く不合格者は2名でした。
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- 桐蔭学園
- 2014年の推薦応募者は,国公立を中心とした前年春の大学合格実績への好感か男子で6 名(109→115名)増加しましたが, 広報を強化した競合校に回ったのか女子は6名(23→17名)減少。全員が合格しました。一般の1・2回あわせた応募者は,競合する都内の大学付属校が併願優遇制度を廃止した影響か,男子で3%,女子で9%増加しました。B方式は,受験者全員が合格しています。
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- 東海大学付属相模
- 2014年の推薦は,神奈川公立の入試制度変更2年目で,公立入試に不安感を持つ受験生が減ってきたことに加え,女子校を含む複数の競合校が基準を緩和した影響か, 応募者が男子で91→80名, 女子で114→73名と減少。全員が合格しています。一般も,推薦同様の理由からか, 応募者が男子で14%,女子で10 %減少。不合格者の少ない入試ですが,男子の倍率がわずかに低下しています。
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- 桐光学園
- 2014年の推薦の応募者は,男子で前年と同数でしたが,女子は4名(10→14名)増加。全員が合格しています。一般は,好調な大学合格実績への評価に加え, 広報を強化した影響か,応募者が1・2回の男女ともに増えました。1回の倍率は,受験者増以上に合格者を増やした男子でわずかに低下しましたが,女子は上昇しました。2回の倍率は, 男子でわずかに上がり,女子は若干上昇しています。
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- 藤嶺学園藤沢
- 2014年の推薦は,神奈川公立入試変更2年目で, 公立校の合格可能性が次第に明らかになってきた影響か,応募者が5名(14→9名)減少しました。一般Aは,競合する共学校が入学一次手続き金を廃止した影響が大きかったのか, 応募者が16%減少しました。一般Bの応募者は2名(11→13 名)増えましたが,受験者の少ない小規模な入試でした。一般Aは全員が,一般Bもほぼ全員が合格しています。
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【な行】
- 日本女子大学附属
- 2013年の応募者は推薦・一般ともに減りましたが,2014年は推薦が微増で,一般は134→155名と16%増加。推薦不合格の19名全員が再受験,多くが優遇を受けて合格しました。一般で増えたのは主に県内の公立併願者でした。倍率は同じですが難易度は上がっています。中大横浜の共学化の影響はほとんどなかったようです。補欠候補が14名発表され,全員が繰り上げとなりました。
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- 日本大学
- 推薦は応募者が13名(66→79名) 増加し全員が合格。定員を80→90名に増員した一般は,神奈川公立の入試変更2年目で, 合格できる公立高がはっきりしてきたからか,応募者が併願A で26%,オープンAで14%減少。2/12に新設の併願Bは15名の応募者に。オープンBは前年倍率上昇への敬遠か応募者が50%減少。併願A・Bは全員が合格。合格増もありオープンA・Bは倍率が大きく低下。
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- 日本大学藤沢
- 2014年の推薦は,神奈川公立の入試制度変更2年目で公立校の合格可能性が次第に明確になってきた影響に加え,前年の入学者増や今年度の内進生増で内申基準を上げたためか,応募者が60名(91→31)減少しました。受験者の全員が合格しています。一般も,おもに推薦同様の理由からか,応募者が27%減りました。不合格者の少ない入試のため,倍率に大きな変動はありませんでした。
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【は行】
- 平塚学園
- 推薦は,特進・文理コースの基準を上げましたが,特進コース→進学コースへの志願変更があったことや, 前年春の東大合格2名の実績への評価に加え,部活関連の志願が増えたためか,全体の応募者が8%増加しました。一般は,推薦同様の要因はありましたが,競合校が入学一次手続き金を廃止した影響と相殺されたためか,前年並みの応募者に。推薦・一般ともに受験者全員が合格しています。
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- 藤沢翔陵
- 前年基準を上げて入学者が減ったため,2014年は運用を緩和し,推薦の応募者が,文理で42→44名,特進で3→5名と増加し,全員が合格しました。一般の応募者は, 推薦同様の要因からか,文理で5%,特進で5名(14→19名) 増え,受験者のほぼ全員が合格しています。オープンの応募者は3名(23→20名)減少しましたが,導入2年目の書類選考は5名(5→10名)の応募者増となっています。
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- 武相
- 2014年は特進・総合コース→特進・進学・総合コースに改編。推薦の各コースあわせた応募者は5名(90→85 名)減少し,全員が合格しました。一般は,コース改編への期待感や,基準を変更した影響か,全体の応募者が41%増加し,受験生のほぼ全員が合格。書類選考は,基準を上げたためか応募が74名(100→26名)減り,全員が合格しました。コースは志望によらず,成績順に振り分けられます。
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- 法政大学女子
- 書類選考と学科試験による入試を行っています。書類選考のこの3年間の相談者は327→330→ 325名ときわめて安定していますが,学科の応募者は2012年の急増で敬遠され2013年は16%減, 2014年は307→251名と18%の減少です。2014年の応募者減少の最大の要因は中大横浜の共学化でしょう。合格者を2名増としたため倍率は2.2→1.9倍と低下。繰り上げ合格は21→9名と減っています。
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- 法政大学第二
- 新校舎完成への好感か,書類選考の打診数が増え,応募者が4 %増加。全員が合格しています。一般は,書類選考同様の要因に加え,前年倍率が低下した影響か,応募者が4%増加。前年の入学者が多いためか合格者を絞ったことで倍率が大幅に上昇。補欠は46名発表されましたが, 合格者はいませんでした。2016 年の共学化で2015年は応募者が増えることが予想されます。志願者は要注意です。
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【ま行】
- 緑ヶ丘女子
- キリスト教主義の教育を行う小規模な女子校で, 特進・普通・幼児教育の3コースを設置しています。2013年は公立入試1本化と基準緩和により全応募者が70%増でしたが,2014年は広報活動を強化して,推薦が53→57名,一般は135→133名とほぼ前年並みを維持しました。ほとんどが横須賀・三浦の受験生で,併願校も半島内の公立ですが,県内唯一の幼児教育は川崎など遠方の受験生もいます。
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【や行】
- 山手学院
- 2014年は内進生減に伴い定員を130→170名に増員。推薦の応募者は4名(22→26名)増加。一般のA日程はほぼ前年並みの応募者に落ち着きました。推薦・A日程ともに受験者の全員が合格しました。一般のB日程は, オープンへの志願が減ったためか併願・オープン合計の応募者が8%減少。一般の併願で確実に私立校を押さえて,上位の公立校にチャレンジという生徒が増えているようです。
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- 横須賀学院
- 推薦は,進学に対する取り組みへの好感に加え, 項目の加点幅を拡大した影響か,応募者が68→94名と増加。筆記一般は,競合校が入学一次手続き金を廃止した影響か応募が9%減少。アビリティーは前年並みの応募で,筆記選抜は新設した自校の書類選考に回ったのか32%の応募減に。書類選考には307名の応募がありました。推薦と書類選考は全員が合格し,筆記一般・選抜とも倍率に変動なし。
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- 横浜
- 2014年の推薦はほぼ前年並みの応募者に落ち着きました。全員が合格しています。一般は,基準を弾力的に運用したためか,応募者が2割増加。書類選考は,一般同様の要因に加え,受験者の負担が少ないことへの好感か応募者が21%増えました。書類選考は全員が合格。オープンは,ほぼ前年並みの応募者となり,倍率に大きな変動はありませんでした。スライド合格制度があります。
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- 横浜商科大学
- 2014年は,一般に書類選考を導入しました。普通科の推薦は,神奈川公立の入試制度変更2年目で,公立校の合格の可能性が次第に明確になってきた影響か,各コースあわせた応募者が8名(104→96名)減少しました。一般も, 推薦同様の要因が大きかったためか,全体の応募者が4%減少。書類選考には73名の応募がありました。推薦・一般ともに受験者の全員が合格しています。
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- 横浜翠陵
- 2014年の推薦は,神奈川公立の入試制度変更2 年目で各校の合格可能性が明らかになってきたことに加え, 競合する女子校が基準の運用を緩和したためか,各コース合計の応募者が13名(48→35名)減少。一般は,ほぼ前年並みの応募者に落ち着きました。推薦・一般ともに,受験者の全員が合格しています。オープンの応募者は5名(22→17名) 減少しました。スライド合格制度があります。
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- 横浜創英
- 推薦は,前年神奈川公立校の入試制度変更に伴い基準を上げた影響で減った応募者が,基準上昇の一般の専願から戻ってきたためか118名まで回復しました。一般は, 基準を上げた影響か,各コースあわせた応募者が14%減少。推薦は全員が,一般も受験者のほぼ全員が合格。オープンの応募者は10名(84→74名)減少。合格者を受験者減以上に絞ったため,全体の倍率が大幅に上昇しています。
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- 横浜創学館
- 普通科の推薦は,近年の大学合格実績の影響か, 各コースあわせた応募者が10%減少しました。受験者全員が合格しています。一般は,一部コースの内申基準を下げ,さらに他のコースも基準を弾力的に運用した影響か,全体の応募者が32%増加しました。不合格者の少ない入試のため,倍率に大きな変動はありません。ほとんどの受験者が入学相談者であるため,フリー受験者は注意が必要です。
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- 横浜隼人
- 普通科と国際語科を併設する中堅進学校です。2013年は定員増と神奈川公立入試一本化の影響で,推薦が67 %,一般が52%の大幅増となりました。2014年は推薦が6% 減,一般は普通科が7%減,国際語科が26%増,合計では5 %減でした。推薦は150名全員が合格,一般はほとんどが公立併願優遇の受験者で1次受験2,018名中,不合格は4名でした。主な併願校は松陽,横浜平沼,横浜国際など。
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